ずっと昔に母が作った麻袋を使ったカバンです。
こちらはYahooショップで販売してます。
最後の1つです。
昔から服を作ったりしてた母、、、仕事を辞めて、もう70歳を越えました。
毎日、じっとしていられない性格の母なんですが、、
数年前、何もすることがなく、ちょっと落ち込んでた時期がありました。
その時に、なにかないかな?ってポーチやカバンなどを作ってもらって、ライブの時に販売してました。
そのお金をまた材料費にして作ってもらってってね。
おかんは「趣味ができた、ありがとう」って喜んでました。
先日、以前、購入してくれた方から、、、
「前に買って使ってもう何年か経つんやけど、もうボロボロになったから新しいの作って欲しい」
という声が届きました。
もちろん、おかんに伝えたら、、、
「わたしの作ったもんなんか下手くそなもんやのに、嬉しいわ!」
って満面の笑みで話してました。
すると、、、すぐミシンに座って、、、
「楽しみにしてくれてる人がいるんやったら、頑張って作るわ!」
そう言って、ずっと作業してます。
できない僕からしたら、やっぱり作業は手際がいいです。
あたりまえなんかもしれませんけどね(笑)
でもそんなことよりも、なによりも、楽しそうに作業してる姿が嬉しかったです。
目も見えにくくなってきたみたいで、メガネをかけながらの作業、、、
細かいところが合わないって何度もやり直してました。
昔に比べたらずいぶん手のシワも増えたなぁ〜。
子供の頃、よく手を繋いでたけど、、、
今となってはおかんと手をつなぐことなんてないもんね。
きっと最後のお別れの時にギュッと握るんだろうなって思うと、、、ね。。。
その手で作られていく作品が本当に愛おしいです。
そして、なにより、買ってくれた人が大切に使ってくれてることに、、、
二人で喜んでました。
ファンができるってこういうことなんでしょうね。
おかんが自然とやってること、、これがきっと大切なことなんですよね。
楽しみにしてる、、、
お気に入りがなくなって困ってる、、、
そういう人たちを自分の力で助けてあげれたら、、、
それを活力にして動けること!
これってきっと、その人にしかできないことだと思うんですよね。
なんか勢いで、いろんな麻袋がでてきて、、、
ついでに作ってしまおうかなぁ〜ってニヤニヤしていました。
最近、つくづく思います。
昔は厳しい親父も嫌だった。
やたらと接してくるおかんも面倒だった。
そんな親父も耳が遠くなって、愛犬といつも一緒にいて、優しくなりました。
おかんももう僕に対して何も言わなくなりました。
僕の最愛の両親は、今の所、何度か入院や手術はしたものの、元気です。
僕だってきっと変わったのかもしれない。
親孝行がしたいって思うようになりました。
姉貴2人は優等生なので、本当に残念な息子・親不孝な息子なんですよね。
両親が元気なうちに、”俺はもう大丈夫やぞ”ってね、、、うん。
このカバン、、、僕が使おうかな(笑)
なんにしても、母の喜ぶ顔を見させてくれてありがとうございました♪
おかんは今、楽しそうです♪
本当は僕がもっとこの世界で活躍して、おかんを喜ばしてあげないとなんですけどね。
頑張らないとね♪
今日もこの記事を最後まで読んでくれてるあなた、、、
いつもありがとう。
うまく言えませんが、支えてくれてありがとうございます!
これからもお世話になると思いますが、よろしくお願いします。