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18巻【ハード号外】ごめんねソフトボール。僕が間違ってた

たつをクロニクル
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【ハード号外】ごめんねソフトボール。僕が間違ってた

たつをクロニクル

大阪グローバルの長秀一監督(写真左)にソフトボールの魅力を聞きました

ソフトボールって、どんなイメージを持っていますか。

北京五輪(2008年)で金メダルに輝いた上野由岐子投手らの勇姿もあって女子のスポーツっていうイメージを持っていませんでしたか。

実は僕がそうでした。

男子は野球と違うのん?…と思っていましたが、間違っていました。反省しました。ソフトボールに申し訳ない。

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…というわけで、男子ソフトボールのトップリーグ加盟チームとして日本一をめざす「大阪グローバル」の長秀一(おさ・しゅういち)監督(39)にインタビューしてきましたので、そのときにうかがった男子ソフトボールの魅力や現状を報告します。

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3月に岡山県・平林金属グランド(ヒラキンライズ球場)で行われた練習試合

まずソフトと野球の違いは?と質問してみると、長さんは「簡単に言うとピッチャーが上からでなく下から投げること。一塁ベースが走塁用と守備用の2つが並んでいて、走者と守備の選手がぶつからないようになっていること。それからランナーに出ても塁から離れてリードが取れないことですね」と説明してくれました。

それからちょっと失礼かなとも思ったんですが、ソフトには女子や子供のスポーツというイメージがありますけど…と正直な気持ちをぶつけてみると…。

「女子のスポーツというイメージがあるのも確かで、男子は知名度も低いですけど、女子選手から見ても男子のスピード感には素晴らしいものがあると言われています。ぜひ一回見てください。それに男子にも世界選手権があって日本は2000年に準優勝をしています」

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それから「トップリーグはありますが、野球でいうところの『プロリーグ』はないんで、僕らはプロの集団だと思ってやっています」ということです。

でもなんで目立たないんでしょうか? 野球ファンが注目してもいいと思うんですけどね。

「結局、知名度が低い分、スポンサーがつきにくい。その悪循環なんです。何年か前には元プロ野球選手をコーチにもしましたし、色んな努力をしてきましたが、まだまだですね」と長さん。

男子リーグは東日本(8チーム)と西日本(9チーム)に分かれていて、東は3節(1チーム14試合)、西4節(同16試合)を戦い、今季はそれぞれ上位4チームが11月に京都・西京極の「わかさスタジアム京都」で決勝トーナメントを行います。

それにしても長さんはなぜ野球をやらないでしょう?

「やってたんですよ。大学で硬式野球をやっていて、社会人でも続けるつもりでした。でも入社予定の会社の野球部が休部になったんです。だから普通に就職をしたら、たまたまソフトに出会ったんです」(長さん)

長さんは大阪経済法科大学の硬式野球部に内野手として在籍していました。現在「グリーン大阪農協」職員として働きながら大阪グローバルの監督をつとめ、選手登録もしています。

入団当時、チームは株式会社ツヅキ(東大阪市)の社員が中心となった「ツヅキグローバルチーム」という名前で、1999年には、第45回全日本総合男子ソフトボール選手権で優勝した名門。今は長さんらが引き継ぐかたちで運営しています。2012年からは東日本リーグに所属しています。

大阪のチームなのにどうして「東日本リーグ」なのか?

もともと西日本リーグだったのですが、2009年に脱退し、翌年から堺市A級リーグに所属。日本リーグに復帰する際、西日本には9チーム、東日本には7チームが加盟していました。

大阪グローバルが西日本に入ると、10チームとなり、各チーム間が平等に対戦することと日程などを合わせて調整すると、1シーズンの1チームのゲームはそれまでの16試合から9試合に減ってしまうことと、決勝トーナメントに進出できる確率が7分の4の東と、10分の4の西で大きな差ができて不平等になります。このため長さんらが日本ソフトボール協会に意見書を提出、東日本リーグ全チームの監督の了承を得て、現状のリーグ構成になったそうです。

説明が長くなってしまいましたけど、硬式野球の世界にいた長さんがソフトボールチームに出会ったときの見方は辛辣でした。

「こいつらアホやなと思いました。ソフトボールに何でこんなにマジになってんの?」。それが正直な気持ち…。

ところが…。

「野球の投手の球って曲がるか落ちるかしかない。ソフトには上にあがるライズボールがあるんです。それが全然、打てない。バットに当たらないし当たっても後ろへのファール。ソフトにもプロ野球のパ・リーグのようなDH(指名打者)制があるんです。ふつうは投手の代わりに打者が立つんですが、ウチのチームは投手が日本代表に選ばれるような選手だったので打撃もできる。だから1年目は僕は守備だけの選手として出場していたんです」

ところが、野球では攻守両方をやっていた長さんは守備だけでは面白くない。熱くなってライズボールを打つ練習を重ねた。

「おかげで2年目からは打って守れる選手になれたので、14年間ずっとレギュラーでした」

ソフトボールに“はまって”しまったのです。

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大阪・泉大津で大阪グローバルのメンバーが開催した子供対象の講習会。約100が参加してライズボールに歓声をあげていました

魅力はスピード感

そんな長さんにソフトボールの魅力を聞くと…。

「スポード感あふれるところですね。それから日本一を目指せるチームに自分がいるということですね。自分が野球で日本一を目指せますか。そこなんですよ。今、僕らが目指しているソフトの日本一は(トップリーグでの)真の日本一ですからね。日本一になってもプロ野球みたいに、お金が入ってくるわけじゃない。でも、それだけに、みんながガッと熱くなれる」

…と長さんは本当に熱く語ります。

魅力のひとつのスピードについて「うちのピッチャーはマックス(最高)で(時速)118キロなんですけど、野球でいうと、160キロ近いと言われます」。

球の大きさと投手と打者の近さが、その体感の理由のようで、長さんは「実際にバッターボックスに立って体感してほしい」と強調しました。

日本リーグ所属の各チームが小学生向けの講習会などをボランティアで開いてソフトの普及・拡大に貢献しているそうです。

もし、機会があったら参加してみてください。それからソフトボールのゲームも観戦してくださいね。

今季の東日本リーグは5月8日~10日に第1節が行われ、
大阪グローバルは4勝2敗で他3チームと並んで同率1位です。

 

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2014.7.11

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