キリギリス主催のライブ『グラスホッパー』
なんと月一回の開催で、今回が34回目!
継続は力なりとはこういうことを言うんでしょうね!
なかなか難しいもんですよ、ほんとに。
キリギリスはリーダーのキイチさんが、友人を津波で失い、、、
その友人が使ってたエレキギターを大切にしてるそうです。
それからこうやって音楽活動をしてる。
楽器屋さんも、今ではCDショップも街にはなく、、、
もちろんライブハウスみたいな場所もなかなか運営も大変な状態。
まぁ当時、音楽を有意義にしてる時間がなかったかもですけどね。
実際に、キリギリスを結成した時は、、、
お店のBGMとして、音楽をしたかったそうです。
そんなことで、場所を求めてたところ、、、
この紫市場のダーツバーAさんが手をあげてくれたみたいです。
条件は、、、最終月曜日の夜!
理由は周りのお店が休みで、他の店舗に迷惑がかからないから。
いやいや、、、ライブする方からしたら、その周りのお客さんが来てくれることが狙いだったりします!
真逆の条件だったそうですが、、、それでも音楽ができるならってことで、はじまりました。
メンバー3人でお客さん2人とか普通にあったみたいです。
そりゃ〜 そうなりますよね。
それでもずっと続けて来て、今ではたくさんの方が足を運んでくれてます。
僕たちは到着と同時に会場設営!
まずはBARのテーブルなどを外に出す作業!
他の店舗がおやすみなので、仮設商店街のあらゆるところに置き放題(笑)
こういうところさすがですよね!!!
お客さん用の椅子も、他のお店から借りる!
こういうところいいですよね♪
さぁ〜 いよいよライブは開演時間を迎えます!
お客さんもゾロゾロと、、、月曜日のこの時間にゾロゾロと、、、
すごいな。
あっ、、、これ、音響もすべて持ち込み、、、
さらには、、照明まですべて持ち込みです!
すごい、、、キリギリス!!!
キリギリスのライブがはじまりました!
BGMを!がテーマだったので、基本インストです!
でも正直、おとなしく演奏してたのは、最初だけでした(笑)
だってロッカーキイチがいるんだもん!
目立ちたい気持ちがドンドン前に出てきて、、、
気がつけば、ロックライブになってました(笑)
ふふふっ♪
そのあとは、僕らのライブ、、、
やっぱり、、、響きましたね。。。
最近、母を亡くした石原、、、歌えるのか心配やったけど、、、
『父と母へ』ちゃんと歌い上げました。
やはり、今日来てくれてた方も、大切な人を亡くしてる人が何人もいます。
聴き手が心を開いてくれると、僕らもかなり感情が入ります。
一つ一つの言葉、、、音を丁寧に飛ばしました。
石原は、、、
「手紙を書くように、歌います」
そう話した。
たくさんの方に想いが届いたライブとなりました。
本当にありがとうございました。
そして、僕が思いついた、くだらない企画をし、大盛り上がりの後、、、
キリギリスとセッションをやりました。
しかも、、、『24時間』『マイステージ』『オレンジ』と3曲も!
マイステージは見事なほどのボロボロ…(笑)
でも楽しかったなぁ〜♪
僕も曲が終わった瞬間、、、
「来年来る理由ができました!この曲を完璧にします!」
来年、、、よろしくお願いします。
そして、、、オレンジでは、、、新しい楽しみ方を発見できました(笑)
イントロでロッカーキイチがソロを弾くたびに謎の掛け声をする!
これはまたやりますわ♪
おもしろかった☆
結局、、、ライブ時間は、、、1時間半越えるくらいやってました!
持ち時間40分で、、、どんだけやんねん!!!
みなさま、ありがとうございました!
CDの売れ行きもよく、、、大繁盛でした♪
本当に素敵なライブに呼んでいただけて嬉しいです。
僕はおは朝の取材で、キイチさんと出会い、、、
キイチさんがギターを弾くことを知り、、、
「音楽やってるならいつかライブさせてください」とつぶやいた。
そして、3年前、気仙沼で開催されたキイチさんも関わってるイベントに飛び入り参加した。
その1つの繋がりから、キイチさんが、、、
「一つの出会いを大切にして、また一つの出会いを作りたい。そして、形のない音楽でその出会いを繋いでいけるような街にしたい」
今はこの言葉を胸に、、、なにか、気仙沼にしかないライブハウスを作りたいらしい。
たった一つのきっかけから、、、
こんなにたくさんの仲間ができた。
この人たちが主催となって、今回のライブが開催できた!
本当に嬉しいことです。
自分で企画することを僕はやってます。
もちろん、大変さもわかってます。
そこに、違う誰かを入れることの難しさもわかってます。
一人では限界があって、その限界を越えるために仲間で挑む!
キイチさんの周りには、素敵な仲間がたくさんいた!
毎年、来させてもらってて、、
まだまだ街は時間かかりそうですが、、、
なんだか大丈夫な気がする。
4年、、、まだまだですね!
またこの街に来て、、、
なにか僕たちにできることができたらなって思う。
また呼んでもらえたら嬉しいです。
本当にありがとうございました!
そして、お世話になりました!