前回の記事を読んでくれた方
ありがとうございました
オタクの仲間入りですね♪
緊急事態宣言が発令されて、本当に外出してもお店閉まりまくってますね。
変異種が出てるみたいですし、できる限りステイホームしてくださいね。
そんな中、やはり、パソコンを触る人は多いと思います。
その時に必ず浮上する問題!
うちのノートパソコン動きが鈍いね、、、
そろそろ買い換えないとかな?
うん、そりゃ〜買い換えたらスペックも上がるわけですから!
その問題は解消すると思います。
でもちょっと待った!
僕ならそのパソコン、、、爆速化してあげれます!
まだまだその子のポテンシャル、、、侮ってはいけません!
実はその子、、やる子かもしれませんよ!!!
ということで、今日は、自宅にある古いノートパソコンの爆速化を試みたいと思います。
今日の主役
今回の主役はこの子です。
eMachines eME732-F32B
いかにも古い感じがしていますよね?
なんとこれ、、、2011年のノートパソコンです。
細かいスペックは、、、
- Core i3 380M(2.53GHz/2コア)
- 2GBメモリー(DDR3 PC3-8500)
- 320GB HDD
- DVDスーパーマルチ
- 15.6型液晶搭載
- OS:Windows 7 Home Premium 64bit
こんな感じです。
さすが2011年って感じですね。
Core i3で2Gのメモリ、、、そりゃ動かんわ!
文字通り、、、起動も遅ければ、ソフトを立ち上げても動き出しまでのタイムラグは凄まじいです。
何か作業をしようとしても、ロードの待ち時間の方が圧倒的に長い状態です。
正直、使えません。
これまで、一度、初期化しましたが、中のデータを綺麗にしたところで、そこまで症状の回復はみられなかった。
このままだと、、処分するだけになってしまう状態です。。。
だからこそ、もう一度、活躍の場を提供してあげるということです!
古いノートパソコン爆速化計画!
やること!
今回やることは、大きく分けて2つです!
- HDDをSSDに変更する!
- メモリを増設する!
これだけです。
これに伴って、、、道具を揃えたり、バックアップを取ったりはしますが、、、
それ以外は本体内部の埃を取り除くくらいでしょうか?
簡単に手順を紹介!
2つのやることを叶えるための手順を簡単にまとめておきます。
- SSDを購入する
- もしもの時のためのリカバリーディスクを作る
- SSDをフォーマットする
- HDDのデータをそのままSSDに移行し、クローンを作成する
- 本体を開ける
- HDDを取り外し、SSDを装着する
- 起動を確認する
- メモリを増設する
- 起動確認
ここまでリストアップしていますが、1〜4の準備の部分に関しましては、、、
こちらの記事にまとめています。
まずはクローンディスクを作るところまで完璧に済ませて、、、
以下作業に取り掛かってくださいね。
HDDをSSDに変更する!
準備段階は終わっていると信じて、それでは作業していきます。
ここからは実際に本体をバラして、HDDを取り外し、SSDに積み替える作業になります。
MacBook Airの時のように特殊なドライバーは必要ありませんが、、、
精密ドライバーは必要ですので、それだけはご用意ください。
本体をあける!
それでは本体の裏蓋を開けていきます。
この作業を行った時点で、メーカーのサポートは受けられなくなります。
そこだけは覚悟しておいてください。
くれぐれも自己判断・自己責任でお願いします。
もちろん、電源はさしていない状態でお願いします。
そして、裏側を見渡しましょう。
あっちこっちにネジがあると思います。
まぁこれをひたすらに外していくだけです。
このネジってのが、見えるところだけにあるんじゃないんですよね。
こんな感じで、バッテリーを取り外したところにネジがある場合もあります。
1本だけじゃなく、、、
2本くらいネジで止まってたりします。
ですので、しっかりと確認して、ネジを外していきましょう。
その上で、僕の分解作業では毎回出てきますが、、、
ガムテープがあると便利です。
こんな感じで大体の場所に、大体のネジを、大胆に置いていきましょう!
こうやっておくと紛失することもないですし、、、
元に戻す時に迷わなくて済むので。
地味にこれ、便利ですよ。
そして、遂に禁断のネジです。
何気ないこのシールですが、、、
実はこの下に1本ネジが入っています。
このシールを剥がす、、、すなわち、分解した証拠=保証は効かない!っていう感じです。
ただ、このネジを取らないと裏蓋が外れないので、、、
破りましょう!
これで、もう保証は効かなくなりました。
そして、カスタマイズが可能になりました。
誰にも縛られることなく、自由に生きていける瞬間をプレゼントしました。
では、裏蓋を開けますね!
どんっ!
思っていたよりも埃も少なくて綺麗でした。
丁寧に使っていた証拠ですよね。
ファンの部分はやっぱり埃が溜まっていますが、それ以外は、ほぼクリア!
そして、これが肝心のHDDですね。
では交換していきましょう!
HDDを取り外し、SSDを装着する
まずはこのHDDを取り外すところからスタートですね。
上に走っているケーブルがあるので、まずはこのケーブルを取り外さないとですね。
こんな感じで、ソケットに刺さっています。
このソケットの抜き方は、黒くなっている部分を上に持ち上げて、、、
ここでは青色のフィルム部分、、、MBって書いてある部分を引き抜くと抜けます。
黒の部分を持ち上げて、、、
青色の部分を持って引き抜く!
えいっ!
こんな感じです。
黒い部分が上に持ち上がっているのわかりますよね?
あの状態にしてから引き抜いてください。
戻すときはこれと逆の動きをしてくださいね。
差し込んでから、黒い部分を下へ下げるってことです。
あとは、HDDをスライドさせて本体から外します。
本体から外したら、、、
高さを調整する金具がついていたので、、、
これはラッキー!
買わなくて済む!
これをそのまま使いましょう。
ドライバーで固定ネジを外して、シルバーの調整器具を外します。
簡単に外れますね。
この金具をSSDに取り付けるってことです。
本来なら、この高さを調整する金具を別で買うことになるんですが、、、
この子はHDDについているので、それをそのまま使うってことです。
早速、SSDの方に装着しましょう。
片手カメラ、片手本体って感じなので、こんな写真しか撮れていません、、、お許しを。
この金具、、、ぴったりなんです。
気持ちいいくらい、ぴったり!
ほんまに嬉しいです。
ネジはおそらく共通ネジなので、ぴったんこではまります。
これで高さ調節は完了!
あとは、SSDを本体に接続します。
スライドさせて、グサっと差し込みます。
もちろん、差し込んだあとは、あのケーブルを戻します。
しつこいほど書きますが、、、
黒い部分を持ち上げた状態でケーブルを差し込み、、、黒い部分を下げる!
これで交換は完了!
起動を確認する
ここでの起動確認はあくまで、SSDのクローンディスクが正常に動くかってことの確認。
立ち上がらなかったら、HDDに戻して起動しなおさないといけないので。
裏蓋も簡易的にしめて、とりあえず、バッテリー挿してって感じで立ち上げます。
よしっ!
動いた!
ちゃんと立ち上がったので、とりあえず、SSDへの交換はこれで完了ですね。
SSDの交換だけでいいって人はこの時点で作業は完了です。
ただ、メモリも増設した方が絶対にいいので、以下の作業も引き続き行いましょう。
メモリを増設する
では、メモリの増設です。
そもそもメモリってなんだ?って話ですよね?
またざっくり説明をしますが、、、
よく見かけるCPUっていわゆる核、、、脳みそのことです。
HDDってのが、記憶できる量のこと。
メモリってのが、、、そうだな、作業机の広さって感じかな?
なにか作業をする時に広いテーブルの方が、いろんな本とか道具をとかをそこに広げられるでしょ?
狭いテーブルだったら、道具が本の下に入ってどこ行ったかわからんようになったりしますよね?
要するに板を足して広い机にする!ってことが、メモリを増設するってことです。
どうですか?
理解していただきました?
メモリを用意する!
準備編で一緒に買っておけばよかったですね、、、。
忘れてました。
まずは、増設するメモリを書いましょう!
どのメモリを買ったらいいのかわからない!って人は、、、
一度、ここまで分解してから、、、
今挿さっているメモリを確認して、それを同じ物を買えば安心ですよね?
2GBメモリー(DDR3 PC3-8500)
このパソコンは、このメモリが挿さっていると表記されているので、、、
イージーです。
ただ、メモリのスロットは2つ!
基本的にメモリは同じものを挿すというのが定石!
2Gのメモリなら、、、もう一枚も2Gということになります。
すなわち、ここだと、2Gを足せば4Gとなるわけです。
どうせ増設するなら、もうちょっと広い机にしたいので、、、
4Gを2枚、、、8Gにしようと思っています。
ということで、こちらにしました。
8Gを2枚の16Gにする必要はさすがにないと思う。
このくらいのスペックだと、8Gもあれば十分!
こんな感じです。
この4Gを2枚、、、メモリのスロットに差し込みます。
その際に、今、挿さっている、2Gのメモリをまず抜いて、、、
それから、4Gを差し込むという流れになります。
メモリを取り外すときは、横の金具を広げれば、スロットごと斜めに持ち上がります。
逆にメモリの差し込み方は、斜めになっているスロットに差し込んで、しっかりとはまったら、そのまま寝かせる!
寝かせると、横の金具がパチンとはまります。
結構、簡単なので、やってみてください。
はいっ!
ということで、これで、4Gを2枚、、、合計8Gのメモリ設置完了です。
実際にメモリ増設だけの作業だったら裏蓋さえ開けられればめちゃくちゃ簡単です。
ただ、同じメモリじゃなかったら、また細かい設定が必要になったりします。
間違わないように買うことも作業を楽にする1つの方法かもしれませんね。
これで、裏蓋を開けての作業は終わりなので、蓋を閉めましょう!
とその前に、掃除できる部分は綺麗にしておこうかな。
ファンのあたりはゴミだらけになっているので、ここはクリーニングしちゃいます。
そのほかの部分も埃がついてるところは、徹底的に綺麗にします。
家電の故障の原因は埃もしくは半田が剥がれるだと僕は思っているので。
せっかく開けたんだから綺麗にしちゃいます。
そして、蓋をして、ネジで止めていく!
では改めて起動!
最終起動確認
では蓋も閉じたところで、最終的な起動確認へといきましょう。
準備ができたら電源ボタンをポンと!
もちろん、起動はさっき確認しているので、OKです。
SSDに交換したこともあるので、立ち上がるまでのスピードが圧倒的に早くなります。
立ち上がるとすぐに、、、
再起動指令がありました!
まだ緊張感あります。
というのも、メモリを増設したあと、、、不具合が起こる症状としては、、、
- 起動しない
- ブルーバックの状態になる
- ビープ音が鳴る
- 再起動とシャットダウンを繰り返す
これらが代表的なダメな時の症状です。
とりあえず、こいつらが出現したら、前に使っていたメモリーに戻すってのも一つの方法です。
あとは、同じメーカー、種類のメモリに買い換えるってのもあり!
あとは、BIOSをしっかりと書き換える!(急に難しい事言いましたか?)
要するにCPUとメモリのスペック、、、うーん、相性が悪いとうまくいかないことがあります。
CPUにもメモリにも負担のかからない、、ちょうどええ具合が大切ってことです。
ちなみに、今回の場合は、立ち上がってて、ビープ音も鳴らなくての再起動指令なので、、、
おそらく大丈夫やと思われます。
指令通りに再起動します。
このまま立ち上がって、起動すれば完了です。
・
・
・
ちゃんと起動しました。
これで完了です。
普通にソフトやブラウザを立ち上げてもそりゃ〜もうすんなり動いてくれます。
めちゃくちゃ快適なマシンが完成しました。
とてつもなく古いパソコンですが、爆速感はすごいです。
(この時代のものにしたら!前の状態に比べたら!)
もちろんのこと、今の最新のパソコンと比べたら話になりませんが、それは比べる対象が悪いだけ!
ただ、僕からしたら、まったく問題なく動くレベルです。
もともと2Gだったメモリ、、、
評価は、3.8って、、、これほんまに僕の中で当てにならん!!!(そう言い聞かせてます)
メモリは増設されて、、、
8Gになりました。
とにかくめちゃくちゃ快適になりました。
今後、この子、Windows10にアップデートして、、、
経理で使っているソフトのバージョンをアップしようと思っています。
Windows7からWindows10にアップデートを考えている人の参考になればと。
まとめ
ということで、今回、リカバリーディスク、クローンディスクを含めた、SSDへの交換、、、
さらにメモリ増設までやりました。
僕自身、今まで使ってた物もあったので、実際のところ、金額的には1万円ほどで着地できました。
もちろん使い方もあるので、それに合わせて新しいマシンを購入した方がいいケースもあると思います。
その辺は必要に応じて選択したらいいと思います。
ただ、ちょっとネットを見るだけとか、表計算するだけとかのレベルだったら、全然、問題ないと思われます。
むしろ、10万円くらいかけて新しいものを買うくらいなら、これで十分じゃないかな?って思います。
時間的には、写真とか撮りながらで物理的な時間は2時間くらいでした。
(ディスクコピー中の待ち時間は省いています)
同じパソコン使ってて、わからない人は相談してね♪
また古いパソコン、使ってないパソコンがあったら、僕に預けてください。
良き子に生まれ変わらせるので!
関西を中心に活動するマルチタレント
テレビやラジオだけでなく、Bリーグ・TリーグといったプロスポーツのアリーナMCとしても活動中
さらに看護師やフードアナリストなど多様な資格を持ち様々な角度から日々感じたことを綴るが、彼の妄想劇には要注意だ!
SNSのフォローよろしくお願いします → https://linktr.ee/tatsuwo31