まずはじめに言っておかないといけないのは、この民泊は、ご主人が定年後にゆっくりとお友達だけを招待して、のんびり過ごそうというコンセプトで2018年の4月にスタートされました。
ですので、紹介でなければ宿泊することができません、、、。
なので、民泊の名前もここには書かないでおきます。
この場所は、もともとボロボロの古民家だったそうです。
それをかなりの時間と費用をかけてリフォームしたようです。
完成して間もないということもあり、驚くほどに綺麗です。
ほとんど木で作られた暖かい雰囲気ですね。
こういうところに入ると、まず天井を見上げるようにと癖付いてるので、、、
天井はこんな感じです。
そのまま残ってました。よかった。
テーブルも一枚木です。
結構、重たいですが、、、こだわりがあって素敵です。
下の金具の置き方によって、テーブルの高さを調整できるようにしています。
その代わり、この一枚木を持ち上げないといけませんけどね。
車椅子でも過ごせるくらいのクオリティーになってて、バリアフリーです。
とにかく木が素敵なんです。
トイレも最新!
お風呂も最新!
キッチンも最新!
ほんまに素敵なんですよね。
大きな窓からは朝日が差し込むように設計されてて、日中は灯りがなくても過ごせるくらいです。
ご主人の趣味なんでしょうか?
グラスが飾られていました。
どれがいいとかわかりませんが、美しかったです。
家の周りは基本的には山です。
陽が当たるところは、そんな植物が生え、、、
影になるところでは、そんな植物が育っています。
そして、これ何かわかる人いるんですか?
僕はばっちり「トイレ!」と答えましたが、、、
正解は、、、
「茶釜」だそうです。
今はまだ使えないみたいで、炭で実験を繰り返してるそうですが、、、
実際は木を入れて、熱を加えるようです。
少し歩けば、、、山や川、海まであります。
民泊の向かいには納屋があって、、、そこには仕掛けがありました。
こちらがエビ用!
掴めたエビは、、、
ビールのあてになりますよね♪
そして、こちらがカニ用!
これでモクズ蟹などを捕まえては、、、
味噌汁になります。
美味しかったなぁ〜♪
さらに梅干しも、梅がたくさん取れるので作り放題みたいですよ。
大変みたいですが、、。
僕たちは納屋で鳥をガッツリ焼きました♪
初日の晩御飯、、、
柔らかすぎる鳥でした。
これはほんまに美味しかったなぁ〜。
家の中には薪ストーブがありました。
夜になるとちょっと肌寒かったので、火を入れてもらいました。
薪ストーブって体験したことありますか?
こんな感じで薪を入れて、、、
火を入れていくんですが、、、
この前はもちろん暖かいんですが、、、一気に家の中が暖かくなります。
不思議ですよね。
暖房なんて必要ないんですよね、、、本当に暖かい。
薪は家の周りに大量にあるわけですから。
家の掃除をするってことは、この薪が集まるってことです。
35℃やったかなぁ〜 それくらに保ってくださいねって言われたので、、、
楽しすぎてずっと火の番をやってました。
空気の入れる量を変えるだけで、オーロラみたいに上だけ火が出るように調整できたり、、
火力も結構、細かく調整できることにまぁまぁ驚きました。
こういうこだわりって素敵ですよね。
このほかにも、最近は、蕎麦を育ててるようです。
さらには、、、椿がたくさん育ってるとのことで、、、
この状態にして、、、
綺麗ですよね、、、
この機械を使って絞るんですって!
どうやってやるのかは、見せてもらえなかったんですけど、、、
かなりコツがいるみたいです。
それを殺菌して、、、
容器に詰めていきます。
すると、、、純度の高い、、、
椿オイルが完成!
まさか、こんなものを作ってしまうとは、、、。
これは使っていいよって塗らせてもらいました。
こんな風にできてるんだと初めて知りました。
とにかく居心地がいい、、、
星が超絶綺麗、、、
友達の別荘に泊まりに来たような感覚にさせてくれるこの場所、、、
僕は井戸水が美味しすぎて、お酒を飲まなくてもいいくらいでした。
まぁ諸先輩方々は本当によーく飲んでました。
美味しかったんでしょうねぇ〜。
いいお酒がたくさんあったからでしょうか?
まぁでも20年ぶりに再会したら、話が尽きることないですもんね。
僕はその話を聞きながら、物語を繋げていくだけでも楽しい。
そして、最後はこうなってました。
この写真、僕がスマホで撮ったんですが、むっちゃ好きです。
この一枚でどのくらい飲んだかが伝わりますよね♪
なんか男っていいなって感じた瞬間でした。
ずっとバカみたいに同じは話をして、悪口や陰口なんかはなく、ほんとにバカな話ばっかり。
素敵な時間でした。
朝はゆっくりと寝て、、、
僕は朝日を観に行ったので早起きしましたが、、、
開け放たれた窓から見える景色や、、、
この縁側に当たる太陽の感じとか、、、
たまらなく素敵でした。
朝日を観に行って、帰ってきたら、「コーヒーでも淹れようか?」って。
民泊、ご主人の大胆なコーヒー!
淹れ方はすげーけど、井戸水をつかっててほんまに美味しかった! pic.twitter.com/D9eEF66EIT— たつを (@tatsuo0301) 2018年11月14日
ご主人が入れてくれるコーヒー、、、粉ザバーっと入れて、井戸水ドバババ!
すごく大胆な感じでしたが、、、
このコーヒーが美味しかったんです。
結局、どうなん?
水ちゃうか?って思ってしまうくらい、美味しかった。
帰りたくない、、、そう思わせてくれる非現実空間。
本当にいい旅は宿にあり!と言っても過言ではないくらい。
ここに一緒に行きたいなぁ〜って思える人が何人か浮かびましたよ。
自然が好きで、ぼぉ〜っとできる人ならきっと最高の時間になると思います。
もし、行きたいって人がいたら、、僕を同行させてください。
いや、ほんまに!
peachで行けば、平均往復8000円くらいか。僕はセールで買ったので、もうちょっと安かったですけどね。
ということで、最後に、この民泊、一見さんお断りな理由は、、、
ご主人はここにお嫁さんとおばあちゃんと一緒に暮らしています。
そもそも民泊自体が少ないので、きっと宣伝したらたくさんのお客さんが殺到すると思います。
そうなると、奥さんとゆっくりと過ごす時間が少なくなってしまう。
今までとある業界で九州でNo.1になるまで頑張って、奥さんに迷惑をかけたので、仕事をやめてからはゆっくり2人で過ごしたいということもあるようです。
だからこそ、気の許せる仲間だったり、理解ある人限定としてるんでしょうね。
鍵もなく自然だらけの空間ですからね、、、きっと守るべきものがたくさんあるんだと思います。
でもこういう優しい心の持ち主だからこそ、人が集まってくるんでしょうね。
僕自身もまた会いに来たくなる、、そんな場所でした。
だからさ、ほんまに泊まりたいって人は一度、僕に連絡くださいね♪
しっかりとご主人と交渉しますので!
あぁーーー 帰ってきてすぐやねんけど、また宮崎に行きたいな。