
正直、もっと快適な旅かと思っていました。
快適こそ金額に比例するんだと実感しました。
過酷な18時間だったな。
昨夜、最高のプランで、ハノイを楽しんだ!
何度も言うが、あのカップ麺の美味しさが今でも忘れられない。

旅ってそんなもんですよね♪
ということで、ハノイ最終日は、自分のために時間を使おうと決める!
なんたって、これからが過酷な旅になるんだからさ。
ということで、お買い物ついでになんとなく流れ着いたフットマッサージのお店。
先日、訪れたハノイ大聖堂の帰り道に要チェックしていたんですよね。
僕があんまり肩をマッサージしてもらうのが苦手でして、、、
ボディーマッサージよりは、フットマッサージ派なので。
こちらのお店はフットマッサージの専門店。
なんかええよな♪
海外に来たら、フットマッサージ、毎回してもらうけど、、、ええよな♪
まずは足浴です。
もうこの時点で気持ちいい♪
そして、スタート!
あぁーーー最高じゃねぇーかよ!
フットマッサージ専門かと思ったら、腕とか、首とかもやってくれた。
ボキボキってやつもやってくれた。
ありがたい♪
最後にお茶をもらって、、、
疲労回復!
では、、、ハノイ駅に向かいます!!
荷物が多かったので、タクシーを使って移動!
まぁバイクタクシーでもよかったけども、、今回はタクシー移動!
ハノイ駅、、、綺麗ですよね♪
駅の中も非常に綺麗です。
エアコンはほどほどにって感じです。
ただ、お金を払えば、エアコンが効いてて、ドリンクも軽食も提供してくれるVIPルームってのにも入ることができます。
それはご自由に。
とりあえず、自分が乗る電車が存在しているかだけ確認。
まぁさすがに大丈夫。
その後は、3食分の食料を仕入れに出かけます。
ほら、よく考えたら、この日の夜、翌日の朝、そして、お昼と3食。
なんてったって、18時間電車移動ですからね。
しかーーし!!!
今日の夜ご飯を電車で食べるんじゃなくて、、駅前のお店で食べた方がいいんじゃね?
ということになりまして、、、
ここが美味しかった。
ほんとに駅前のお店なんですけども、、、
相変わらず安くて美味しかった。
その中でもダントツに美味しかったが、これ!
昨日からラーメンを欲しているようです♪
ってことで、お腹はパンピュンにしてレッツゴーです!
ということで、改めて、ハノイ駅に戻ってきました。
諸々、チケットもチェックしてもらって、準備万端です!
僕が乗る電車は、SE17っていう電車です。
ホームは3番線のようですね。
ここ、もし、皆さん、僕と同じようにベトナム統一鉄道に乗ろうと思っている人がいたら覚えておいてください。
このSEの後の数字。
この数字は、若い番号ほど、新しい車両になるみたいです。
この電光掲示板を見てもらって分かるように、SE1もあれば、SE3もあります。
僕のは、SE17です。
かなり古い車両のようですね、、、。
20:25が出発時間なんですが、、、
実際、20時くらいからは乗り込むことができました。
20時にチケットを見せたら、「もう電車が来てるから行きなよ!」って。
こんな感じで、各車両ごとにチケットのチェックがあります。
僕の車両は1号車ですので、、、先頭まで歩きます。
ありました!!
こちらが1号車です。
気合いを入れて乗り込みます。
おぉぉぉぉぉ!!!!
まぁ、ある程度、予想はできていた、、思った通りの感じ。
なんかこんな茶色だろうなぁ〜って想像してた感じ、そのままでした。
座席幅はこんな感じ。
そうなんですよ!思ったよりはゆったりなんですよね。
ただし、電源は横にある座席があれば、ない座席もあって、、、
交互にある、ない、ある、ない、、、みたいな感じですね。
僕は、旅の時には、必ず延長コードを持っているので、、、
前の席の人に声をかけて、コンセント1発だけもらいました。
壁を這うように設置して、、、
そのまま座席横から垂らします。
これで準備オッケー!
電源さえ確保できれば、もう勝ったようなもんですからね!
ってことで、行ってきますの時の僕です。
まだ今からなので、全然、余裕で元気です。
あっ!
ちなみにですが、、、トレインストリート!
僕らはトレインストリートで、この電車が来るのを待っていた訳です。
今度は、電車の中から、トレインストリートにいる人を見ることができるってことですよね?
ってことで、車内から見てたんですが、、、
とんでもないスピードで通り過ぎました。
これ、、マジに危なくないんか?
そんなことをひたすらにただただ思いました。
電車がスタートしてある程度、落ち着いた頃、、、

あっ!そういえば、、このベトナム統一鉄道。
トイレとか洗面とかどうなってるんだろう?
一回、見に行っておこうかな!
ってことで、ベトナム統一鉄道ブラリをしようかと。
まずこちらが、一般車両のトイレであります。
非常に狭い空間であり、最終的には、トイレはかなり汚れてしまっていました。
あと、備え付けの紙は、最初あるだけで、なくなっても補充はされませんでした。
もしかしたら、乗務員さんにお話したら、補充されるかもしれません。
こちらが洗面になります。
車両の前後にあります。
まぁ、、僕はむしろ綺麗な洗面だなぁ〜って感じましたが、、、
皆さんから見たらどうでしょうか?
ちなみに、車両によっては、こんなくらいの洗面もあります。
ねっ!?
そう思ったら、僕の座席から一番近い洗面は綺麗でしょ?
あと、一般車両の中にある、狭い小さな寝台スペースがこちら。
鍵が空いてて、中の様子が見れたので、パチリ☆
まぁ、寝れますよね♪
ちなみに、こんな給湯器もあります。
ラーメンを持っている人は、ここでお湯を入れて、食べるって感じですね。
こちらは23時くらいの僕です。
この表情から伝わるもの、、、感じていただけますでしょうか?
僕はね、エアコン付きソフトシートっていう車両と座席を予約したんです。
寝台車と迷ったんですが、値段が圧倒的に安かったので、、、
今回は、エアコン付きソフトシートという座席を選びました。
エアコンどこいったんや!!
とにかくめちゃくちゃ暑かった。
いや、エアコン効いてないですか?って言われたら、エアコン効いてますよ。
エアコン効いてるって言うたら、僕が暑がりなのか問題になると思いますが、、、
でも確実に言えるのは、快適空調環境ではない!ということ。
おまけにエアコン付き車両ってことで、扇風機もないので、、、
なかなかサウナ状態でした。
でも耐えるしかない!
そう思って、過ごしていましたが、、、やはり消灯前に限界がきたので、、、
ちょっと、気分転換で他の車両見学に行くことにした!
そしたら、本当に驚きの連続だった!
なんだ!!!
やはりお金をしっかりと払っている車両は、設備が全く違う!!
こちらはグレードの一番高い寝台車の洗面所です。
サービスの差が圧倒的に金額に比例します。
この他、寝台車はとんでもなく快適車両でした。
さすがに写真には撮れていませんが、普通に横になって寝れるし、、、
荷物が置くところもあって、なによりエアコンが効いてて、本当に最高そうでした。
なんならこの車両見学に行ったことで、ちょっと涼めたくらいです。
本当にサービス内容はかけた金額に比例すると思っておいてください。
ということで、我が電車は、ハノイからベトナム統一鉄道で、、、
それぞれの駅に停まりながら、ドンホイ→フエ→ダナンと進んでいきます。
エアコン付きソフトシート!
それなりに覚悟はしていました。
ハノイからは約15.5時間、791kmの冒険です。
(実際は単線のポイントにきたら、離合の際に止まって遅延するので、18時間くらいかかります)
甘く見ていましたが、それなりに大変ですよ。
この距離を、ベトナム統一鉄道で移動しようと考えている人がいたら、、、
絶対的に寝台車をおすすめします。
それでも!!
電車の旅がしたい!って人は、いいかもしれませんが、、、
一番楽な方法は、ベトチェットエアー、LCCを使って、短時間で移動する方法ですね。
僕が乗った車両が一番安く移動できると思いますが、、
それでも、時間と快適性を考えたら、LCCでの国内線移動だと思いました。
とはいえ、電車でしか感じられない旅があります。
特に海沿いを走るタイミングや、山の間を切り裂いていくタイミング。
なかなか普段は感じられない、風景や車窓を楽しめるかなって思います。
実際、この景色のおかげでなんとか、電車旅もいいなってね。
とにかく暑いから。
夜になって、消灯して、、、
それからは、さすがにちょっと冷えましたね。
僕もすぐ上着を着ました。
やっぱり昼間は暑いのよね
夜は冷える。
覚えててください。
電車でしかないもの、その2!
車内販売ですよね。
飲み物とお菓子、カップ麺が中心です。
とはいえ、朝の5時からウインナー売りにきます。
確実に起きます。
あとは、朝食のお弁当チケットを売りに来ることもありました。
お弁当チケットを買うと、朝に、お弁当が届きます。
いわゆるお弁当です。
食事の話でいうと、素敵な女性がいました。
バックパックで旅をしている女性。
リュックから四角い筒のようなものを取り出したと思ったら、トーストだった。
さらに四角いタッパからジャムを取り出して、、
トーストにしっかりとつけて、食べ始めました。
美味しそう!!
洗面所で、少しお話するタイミングがあったんですが、、、
トーストにジャムを塗って食べるのが大好きらしい。
そして、いろんな土地に行って、パンとジャムを、特にジャムを買うのが楽しみなんだって。
なんだろう、、、素敵過ぎたな。
世界遺産も素敵だけど、新しいジャムに出会うのが楽しみって。
やっぱりこういう謎のこだわりある人って素敵だなって感じます。
あっ!
あと、肘置きのところからテーブルが出てきました。
結構、数時間気付かなくて、見つけた時は感動的でした。
そして朝がきました。
5時にウインナーの車内販売で目が覚めて、ウトウトしながら、2時間、、、
8時前でも、まだギリギリ上着を着てても大丈夫な感じでした。
乗る前に買っていたバナナ。
バナナとか、フルーツがとにかく美味しい。
フルーツが美味しい国は本当に幸せ度が高いです。
さて、鉄道旅のいいところはまだまだあります。
せっかくなので、食堂車も行ってみましょう。
結局、朝5時に販売していた、ウインナーを食べた。
当然ながら、美味しいです。
ケチャップかと思ったらチリソースっていうトラップは引き続き継続中。
すると僕たちの後に入ってきたベトナムの方々が、何かを注文。
なんだこれは?
ウインナーだけかと思ってたら、美味しそうなものあるやんか!

これはなんだい?
なんて頼んだらこれが出てくるんだい?

ハロー!お前も朝から元気そうだな!
これを一緒に飲みたいのか?
おっけーだぜ!!
明らかに、ベトナム語と英語が通じてない瞬間でした。
僕もあのご飯食べたかったんですが、なかなか思うように伝わりません。
すると、奥に置いてあるペットボトルの飲み物をプラコップに移して、僕にくれます。
あれ?これはどういうことだ?
飲む流れになってるよね?
そして、あの恒例の掛け声が始まる訳です!
「Một hai ba, yo!」
この掛け声はベトナムに行くなら覚えておくといいでしょう♪
読み方は、、、「モッ、ハイ、バー、ヨー!」
何を言ってるかというと、、「1、2、3、飲もうぜ!」という意味なんですよ。
とんでもないアルコール濃度!!!
ウイスキーみたいな、謎のお酒!
なんだよ、これ!!!
頑張って飲み切ったら、また注いでくれるんです。
そして、「Một hai ba, yo!」です。
そう!地獄の歓迎です♪
ほどよく脱退して、自席に戻りましたが、酔っ払うのなんのってさ!!
元々、お酒も強くないのに、、、なんてこった。
でもノリは大切!!!
この後、水を大量に飲みましたが、死んだように眠ります。
暑い、、暑すぎる車内で、大量の汗をかきながら、若干、震えながら、、、眠ります。
起きた頃には、もうダナンの近くまできていました。
フエからダナンに向かうところにあるハイヴァン峠がいい景色らしい。
確かに、海沿いの道を、山に登りながら走っていく。
なかなかの景色です。
山道は、速度を抑えながら、ゆっくりゆっくりと登っていきます。
間も無くして、僕の体調も復活して、、、
景色を堪能できました。
それにしても、あのお酒なんだろう?
とんでもないアルコール濃度でした。
ブランチくらいの感覚で、出発時に買っておいたクロワッサン食べようかと、、、
ニヤニヤしながら、袋から取り出したら、あの日の膨らみはもうなく、、、
ペタッと、、クタッとしたクロワッサン、、クロワサンみたいな感じになっていました。
味は変わらないので、美味しくいただきましたけどね。
そして、約18時間の鉄道旅、、、
15時前に、、ダナン駅に到着しました。
なんかちょっと感動したし、、外の方が涼しかった。暑いですけど。
ホームとか、コンコースとかっていうものはなく、、、
みなさん、自由に線路を横切って歩いて、駅を後にします。
さすがダナン駅だなぁ〜って思ったのは、ホームにお店がたくさんあったこと。
ベトナム統一鉄道では、暑かったり、暑かったり、、酔っぱらったり、、
ジャムで感覚磨かれたり、食堂車を堪能したり、寝台車見学したり、、、
お金とサービスは見事に比例することを感じたり、、、
刺激たっぷりな鉄道旅でした。
寝台車両に乗っていた人は、「このままホーチミンまで全然行けるわぁ〜」って言うてましたけど、、
ソフトシートの僕の口からはそんな言葉は1mmもでてきませんでした。
とはいえ、電車旅にしか感じられない、車窓からの景色は最高だったな。
ダナン駅です。
ハノイ駅に比べると少し小さい感じですけど、それでも人だらけでしたね。
あと、めちゃくちゃ綺麗でした。
ダナン駅前のロータリーには、バスやタクシーの運転手さんがいっぱい。
そのロータリーに、SLの展示がありました。
やっぱりこういうの見ると、テンションあがっちゃう。
フェイスが見たくて、正面まで歩く!!!
わぁーーーーー!
素敵やん♪
さて、ダナン駅に到着した、旅侍。
ここから、この日のうちにホイアンまで行くんですが、、、
またもや、市営のバスを乗り継いで行こう!ってことになったんですが、、、
ここにもとんでもない罠が仕組まれていました。
さて、ホイアンに到着することはできるのでしょうか?
関西を中心に活動するマルチタレント
テレビやラジオだけでなく、Bリーグ・TリーグといったプロスポーツのアリーナMCとしても活動中
さらに看護師やフードアナリストなど多様な資格を持ち様々な角度から日々感じたことを綴るが、彼の妄想劇には要注意だ!
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