MCの役割ってのは、進行だけじゃないんです！
その言葉で心を動かすことができるかが肝心！
ファンと共に戦える！醍醐味はとても幸せですよ
気が付けば、2025年、年内のホームゲームは今節がラストになるんですね。
もちろん、ビジターゲームやレギュラーシーズン以外の試合はあるんですが、、、
ホームゲームがラストってことで、やっぱり最終的には、勝って送り出したい！
そんな気持ちが昂っておりました。
場所は、ベイコム総合体育館！
この体育館、なんとなく相性がいいなぁ〜ってイメージがあります。
コンパクトなサイズ感なんですが、やはりずっとここでの試合をしてきただけに、、、
集客面でも安定するし、熱い応援が作りやすい会場！
さて、、、そんな試合会場でのお話を♪
まだ、大阪マーヴェラスの試合会場に来たことがない人も多いと思います。
女子バレーってめちゃくちゃ面白いんで、ぜひリアルで観戦してほしいなぁ〜って。
なんといっても、ラリーが続くのが、ハラハラドキドキします。
あとは、自由度が高いのもあって、試合前後のイベントがたくさんあります♪
これはもう、僕、嬉しいんです♪
コートでサーブチャレンジ！
実際に選手が戦うコートで、サーブを打ってもらって、商品ボードを狙う！ってアトラクション！
僕がいいなって思うのは、抽選がリアルってところ。
イベントがスタートしたら、抽選箱から取り出し、当選者をコートに招き入れる。
今シーズンからスタートしたアトラクションですが、どんどん、参加希望人数が増えてきて、、
気が付けば、この箱いっぱいに集まるようになった。
やっぱりリアル抽選って時間はかかりますが、楽しいですよね♪
そんな2025年を締めくくるホームゲームのお相手は、、、
Astemoリヴァーレ茨城！
#17 渡邊選手を筆頭に、#3 長内キャプテンなど、経験豊富な選手が若手の選手との融合を魅せるチーム。
中でも、#9 バトラー選手はアタック、ブロック共にリーグ屈指の破壊力を持っています。
ちなみに、リヴァーレ（Rivale）はイタリア語で『好敵手・ライバル』という意味だそうです。
まさにですよね！
硬い守備から流れを作っていくチームとしては、大阪マーヴェラスも同じスタイルですからね！
まさにライバルです！
GAME１
１セット目から試合は一進一退。
どちらに流れが転んでもおかしくないような、点の取り合い、そして、守り合い。
終始シーソーゲームで展開します。
１セット目は後半、一気に連続得点で点差を広げ、勝ち切った。
それにしても、#3 志摩選手、、ミコ様、、、たくさんサーブ打ちましたよね♪
もう本当にミー様、たまんないです♪
そして、２セット目がもう、大接戦の大接戦！！！
リードされていたのを逆転したんですが、さらに追いつかれてしまい、、、
展開は、Deuceへ。
大阪マーヴェラス ２４−２４ Astemoリヴァーレ茨城
これが、アドバンテージを取っても取っても、追いついてくる茨城！
本当に最後まで諦めないバレーがコート上で繰り広げられます。
そんな中、、、ピンポイントで、ベンチから登場した #6 田中選手が、、、
さすがのキャプテンシーで勝利へ導く！
もう、、、さすがと言うしかなかった。
何が凄いかって、もう勝ち気が凄い！
あと勝負強すぎる！
そして、ファンの皆さんの応援が格別だった！
僕もずっと言い続けてきた、、「劣勢の時ほどみんなの応援の必要！」と。
普段、観戦スタイルの人も、一緒に声をあげてくれていた。
本当に心強い！！
もちろん、僕も応援を強要するつもりもないので、こういった場面で自然的に誘導できると本当に力になります。
たくさんの応援、ありがとうございました♪
正直、この第２セットをみんなの力で勝ち切ったのは、本当に大きい。
このセットを逆転で取られていたら、勝敗は変わっていたかもしれない！
ズルズルとね、、、。
なので、この２セット目をしっかりと勝ち切ったのはこのGAME１において大きかった！
第３セットは、#8 井上選手や、#17 福村選手もコートに立ち、、、
しっかりと活躍してくれた。
なんだろうな、やっぱりチーム一丸で戦う姿には、グッとくるよな！
結果的には、見事なストレート勝ちとなったGAME１。
とはいえ、今日の展開を見てると、どこかで流れを渡してしまうと、、、ってシーンは何度もあった。
週末で２試合ある楽しみはそういう部分ですからね！
勝ってこそ、気を引き締めて、戦わないと！ですよね。
POMは #5 リセ選手。
チーム最多得点だったこともそう、、、やはりここで一本決めてほしいって場面でちゃんと得点にしてくれるのは、大きいな。
心強いというか。
そして、その役割というのを本人も理解して戦ってくれている。
インタビューの中では、「ピンポイントでコートに入り活躍してくれた田中選手が…」という言葉も飛び出した。
スコアリーダーの本人がキャプテンを讃えるという素敵なシーンもあって、、、
いいチームだなって思えた瞬間だった。
さらにこの日は、お母さんが会場に足を運んでくれていたみたいで、、、
活躍する姿をプレゼントできたなぁ〜って思っています。
本当に終始、いい表情でお話してくれました。
スタッツを見て、ほとんど数字的には互角、、、ですよね。
攻撃面で、しっかりと得点にできているところと、、、
相手のアタック決定本数が少ないってことは、ディフェンスが成功したってことですからね。
やはりどのスポーツも、ディフェンスとオフェンスのバランスがいかに大切か、、、
どう連動できるかがかなり重要になるなと。
そして、GAME２ですが、、、
僕、MCをやってきて、15年ですかね、初めて、喉の不調により、、、お弟子さんにマイクを託すことにしました。
とはいえ、コートに僕はいるし、ダブルMC的な立ち位置でチームに理解してもらい対応させてもらいました。
正直、普段、スタジオで鬼のようなレッスンをしているものの、、、
なかなか現場で、スタイルを見ながら指導・アドバイスできるシーンは少ないので、、、
本当にいい機会になったと思っている。
しかし、GAME２はまさかの展開に、、、
１セット目に続いて、２セット目も、Astemoリヴァーレ茨城に取られてしまう。
なかなか流れを作れない。
会場には不穏な雰囲気が広がってくる。
もしかしたら、、、このまま、、、的なね。
お弟子くんMC松田くんも、予想外の展開だったと思う。
そりゃ〜そうですよね！
試合が始まる前から負ける展開を予想しているMCなんて、なかなかいないもんな！
GAME１がストレートだっただけに予想外の展開だったと思う。
このハーフタイムで、僕は松田に助言した。
「松田！松田！まだ負けてないぞ？これでお客さんは帰りが遅くなることが確定したな！フルセットまでじっくりと会場で楽しんでもらおうか♪」
その後、前半で言葉が出てこなかった松田に、たつをさんの囁きメモを渡すことにした。
そりゃ〜負けられないからね！！！
お客さんと共に戦うために必要なことや、コート上の選手に届けたいことなど、、、
小さなメモに言葉を綴って、何枚も何枚も渡し続けた。
「松田！この言葉を使え、どう使うか、どう伝えるかは自分で考えろ！お客さんと会話しろ！そして選手には監督のように伝えるねん！大丈夫！あの子達は強いから！最後は必ずファンのみんなが力を貸してくれるから、信じるねん！」
そこから、MC松田の言葉が変わった。
そして、ファンのみんながその言葉をしっかり聞いてくれるようになった。
MCとファンのコミュニケーションがスタートした！
それと同時に、選手とのコミュニケーションも始まる！
すると、明らかに戦う勢いが変わった！
そして、コートの上では、選手の会話が増えた！！
同じように笑顔も増え続けた、、、
流れは完全に大阪マーヴェラスに傾き始めた！！！
１つのボールに、複数の選手が飛び込むようになった！
最大の敵、重力をも味方につけるような感覚だった。
とにかくその姿に会場が一つになっていく！！
次々と飛び出すダイレクトプレーに、コートな中では歓喜する！
もちろん、ファンの皆さんは応援の力で、そのプレーを引き出し、、
リミットを超えていく！！
応援の力は本当に素晴らしい！！
MCというものは、ただ進行すればいいってもんじゃない！
ファンのみんなが応援するために、、いや、応援したくなる、、、
そんな心の隙間に、言葉をそっと投げかけてあげること！
強制せずに同じ気持ちで戦うこと。
気が付けば、MC松田のデスクには、僕の囁きメモが大量になっていた。
いやいや、これぞ、一緒に戦うってこと！
松田的にもいい勉強になったと思う。
帰りに、「大阪マーヴェラスのチーム、ファンは最高でした！またみんなと戦いたい！MCがしたい」って話していた。
もちろん、「その前におまえ！もっと修行が必要じゃ！」と怒っておきましたが、、。
それでも、師弟でダブルMCで戦ったこのGAME２！
コートの外では、、、やはりたつをは吠えた！！
そして、全米は泣いた！！（らしい）
第３セット、第４セットも勝ち切り、、、
セットカウントは、２−２の同点。
ファイナルセットに突入することになる。
ハーフタイムで言った通り、皆さんの帰りは遅くなる！
逆転劇はこうやって生まれるんだ。
MC松田には、１つ１つ、ファンのみなさんと会話すること！！
最後のセットの最後の最後まで言い続けた！
最後は必ずファンのみんなが一緒に戦ってくれる！
そう言い続けた。
ファイナルセットもシーソーゲームだったが、、、
コート上では笑顔とコミュニケーションが絶えることはなかった。
選手が本当に戦ってたし、楽しんでバレーをしていた！
大逆転勝利だった！！！
あの劣勢の展開から、見事過ぎる大逆転劇だった。
MC松田は固まっていた！！
「おまえ、まだ今からインタビューや！やってこい！」と送り出した。
そりゃ〜そうなるよね。
こんな感動的なゲームだったらさ。
ヒロインは、#13 成瀬選手と、#15 宮部選手でした。
２人にインタビューなんてなんて贅沢な、、。
素敵なコメントと笑顔が散りばめられていた。
本当に素晴らしいゲームだった。
いつも最後のグリーティング、先頭の２人。
可愛い♪
#9 榊原選手はサーブも良くて活躍度が高かった♪
あと、ミズキは「喉、大丈夫ですか？」ってめちゃくちゃ心配してくれた。
アメは「たつをさん、喉が商売道具やろ！なにしてんねん！」と怒られた。
いやいや、愛情詰まりまくってました。
アメちゃん、、その通りなんですよ！
次のホームゲームまでには、しっかり最高潮に戻しておくので、、、お許しください。
なんにしても、マイクが握れなかったことは本当に反省点。。。
とはいえ、いい機会になったし、MCが変わればこれほどに雰囲気が変わるってことも体感した。
もし、スポーツやイベントに興味がある人がいたら、ぜひMCにも注目していただきたい。
僕はほら、自由で超ポジティブな波動ですやん？
いろんなMCさんが存在しているし、その人のもつ波動というか雰囲気になるんですよね。
試合自体を楽しむのは当然だと思いますが、そんな現場にしかない空気感みたいなものを感じたりすると楽しみ方が増えると思いますよ♪
次節のホームゲームは、1月になるんですね。
結構、先だな。
そして、相手は、SAGA久光スプリングス！
皆様、、やるよ！戦うよ！
喉、整えといてよ！（おまえや！ってツッコミが聞こえる…）
今節もいろいろご迷惑をおかけしましたが、たくさんの応援ありがとうございました♪
相変わらず、最高の応援でした！
関西を中心に活動するマルチタレント
テレビやラジオだけでなく、Bリーグ・TリーグといったプロスポーツのアリーナMCとしても活動中
さらに看護師やフードアナリストなど多様な資格を持ち様々な角度から日々感じたことを綴るが、彼の妄想劇には要注意だ！
SNSのフォローよろしくお願いします → https://linktr.ee/tatsuwo31
