桃谷の物件、、、
床下を見て、かなりのダメージを受けました。
家がダメージを受けていたことはもちろん、心もやられかけています。
それでもなんとかしたくて、桃谷へ通っています。
これまで作業して、見えてる部分はそれなりに現状を知りました。
しかしながら、、、まだ見えてない部分、、、きっとここもダメージを受けてると思う。
プロが見れば、想像はつくみたいですが、僕には想像はついていません。
きっと作業していく中で、「やっぱりな」って言葉を繰り返して、、、
結局、全部、基礎をやり直すことになるんじゃないじゃないかなって。
今日も大工の技術を持つ、ロイターのギャル男さんたちとミーティング。
「これをどこまで残して、どう作業するかよりも、スケルトンにして組み立てる方がもはや作業しやすい」
まぁ作業する方からしたらそうでしょうね。
ただ、どうだろう?家一軒分の基礎をやりかえる費用は僕にはないと思う。
さすがにね。。。
実際、床をめくってみて、、、リアルな現実が突きつけられる。
ほんまに自分でもどうしていいのかわからんようになります。
正直、お金があれば、、、なんとでもなるんでしょうよ。
「こんな風にしたいから、あとお願いね」
これだけで出来上がってしまうんでしょうから、、、。
悔しいですが、僕にはそれができませんからね。
ほんまに悔しいです。
クラウドファンディングとかも考えましたが、、、
もう今更感がありますよね。
誰か僕に代わってクラウドファンディングやってほしいくらいですよ。。。
でも、今のところ、自分でできることは自分でやるしかない。
それが僕に突きつけられた現状ってことですから。
床下の次は、屋根裏を見てみた。
見事に曲がってるやん!
ちょうど写真の真ん中のところ!
傾いてるやん!
こっち側に至っては、、、ズレてるんですよね。
完全にズレてるんです。
ほら、、、、これくらいずつ全部ズレています。
まぁ土台がこれくらい傾いてるんですから、その上に乗ってる屋根はそうなりますよね。
これは当然のことです。
床下も、、、屋根裏も、、、
床下だけでなく、屋根裏までも。。。
もう踏んだり蹴ったりってこのことを言うんでしょうね。。。
気分転換です。
なんとか、、、なんとか、、、持ち直そう。
今までもこんなピンチはたくさんあったはず!
なんとかしよう!
なんとかしてみよう!
もう一つの方も、、、シロアリ地獄、、、。
よく見ると、大丈夫だと思ってた大引きも光を当ててちゃんと見たら、、、
腐ってしまいそうな部分はあったりした。
しかしながら、この床下の土がちょっと湿ってるのはなんでだろう?
排水が漏れてるの?
でもさすがにそれはないか、、、。
裏口を出たところに井戸があるんですが、、、
それのせいかな?
もともと地盤がゆるいのかもしれないね。。。
ギャル男さんの相方、、岡さんも冷静に判断してくれます。
「きっと今見えてない部分もボロボロやと思いますよ」
決して、無責任じゃなく、しっかりと考えて言ってくれました。
うん、、、もうさすがに予想はできてましたが、、、。
このまま辞めてしまうのか、、、
それとも、打開策を考えて、とにかく突き進んでみるか、、、。
予算との戦い。。。
ここまで出会った人とのことも考えると、なかなか決め難い部分もある。
住むところなんていろいろあるけど、そんな中、ここを選んだ理由は、、、
間違いなく、、、『人』です。
このメンバーに会えてなかったら絶対にここを改修しようとは思ってなかった。
だからこそ、辞めるって簡単には言いたくない。
でも、リアルなところ、、、そうも言ってられないのも現実。
桃谷という町を人情のある町にしたいな。
いろんな人が繋がって、謎のコミュニティーがあるような町に。
そりゃ〜 簡単なことじゃないし、、、
第一、駅から遠いから、なかなか簡単に足を運んでもらえませんが、、、。
それでも、みんなの居場所というか、、、
それは地元の人もそうだし、、、桃谷以外の人も一緒に過ごせる場所ができたらいいなって思っています。
どうせ、、、この立地で商売は無理でしょうし。
それなら、みんながダラダラできる場所があればなってね。
ここまで桃谷に通って、いろんな場所を歩いてみて思うことは、、、
結構、おもしろい、変な町だと思う。
なんかみんな必死に生きてる町のような気がしています。
もし、この物件を続けるってなったら、、、
みなさんにも手伝ってもらおうって本気で思っています。
その時がきたら、どうぞよろしくお願いします。
作業はもちろん、、、桃谷の町を歩いてみてください。