
初代女王に向けて、やるべきこと!
そんなのが今回の試合には詰まっていたかも!
ファイナルで待ってます!
大阪マーヴェラスのMCを担当しています、たつをです。
いろんな想いが交錯する中、、僕は、大阪マーヴェラスの会場でマイクを握りました。
やはり必要とされる場所で、自分の存在意義を示したい!
昨シーズンの大阪マーヴェラスは、レギュラーシーズン負けなしの全勝!
そして、NECレッドロケッツ川崎との決勝!
1セット目に続き、2セット目も大接戦のデュースを繰り返し、まさに競り負けた。
最後の最後で勝ちきれず、悔しい想いと共に幕を閉じたシーズンだった。
あんな悔しい想いは二度としたくないと、2024-25シーズンに挑んだ!
このシーズンからVリーグからSVリーグへと進化し、、、
大阪マーヴェラスは初代女王を目指します!
昨シーズンに比べると一気に試合数も増えて、、、
週末は同一カードで2試合を繰り広げる。
GAME1のデータは翌日へと持ち越されて、戦略を越えるメンタル勝負も見どころとなった。
この時点で、大阪マーヴェラスは首位をキープ!
とはいえ、ここ数試合は魔のGAME2と言っても過言ではないほどに、、、
1勝1敗の戦いが2節ほど続いた。
どのチームも同じ条件で戦っているので、チームや選手もきっと同じ状態!
連戦に次ぐ連戦によって、体力も精神力もギリギリの状態だと思う。
おまけに首位ってのは、勝ち続けなければならない!というプレッシャーは凄い!
この時点で、本当に今、選手に必要なものは、応援の力だと感じていました。
今節を除けば、レギュラーシーズン終了まで、残り6節!
しかも、実力のあるチームとの連戦となる。
すでにチャンピオンシップへの出場は確定していることもあって、、、
目線はもっと先を見据えないといけない。
同時に、目の前のゲームを無駄にしてはいけない!
とにかく今は、たくさんの人に応援に来てもらって、、、
バレーを好きになってもらう。
そして、チャンピオンシップでも応援してもらう!
これがいかに大切なことか!
シーズンも終了間際!
大阪マーヴェラスは、この段階に来ても、さらに新しいコンテンツを追加した!
実際にお客様にコートに入ってきてもらって、バレーボールに触れてもらう!
常にアップグレードを目指しています。
できることはなんでもやっていきましょうの姿勢です!
参加者には、コートのバックアタックラインからサーブをしてもらって、、、
ネットを飛び越え、、、
反対のコートにある的を狙ってもらうというもの。
ルールとしては、非常にシンプルですが、、、
簡単ならではの奥の深さを感じます。
GAME1でも成功者はなし!
GAME2でも成功者はなし!
この無理ゲーっていいですよね♪
なかなか成功しないからこその、成功した時の爆発力は凄いってやつです。
ぜひ、会場に来られる際は、チャレンジしていただきたい。
ファンクラブ会員に入っている人から選ばれますので、、、
ぜひ、ファンクラブに入会してもらって、参加してほしい。
ラッキーで入るかもしれませんからね!
おそらくですが、、、初成功の人が出た時は、とんでもない盛り上がりになると思います。
その瞬間を皆さん、一緒に見届けてください。
ということで、、、
この日は、大阪、おおきにアリーナ舞洲に、PFUブルーキャッツ石川かほくを迎えてのホームゲーム。
懐かしのおおきにアリーナですよ♪
毎回、このコートに立つと、ジーンとします。
大阪マーヴェラスは負けられない戦いが続きます。
ここ2節、GAME2で負けている、その理由がもしも、体力的な部分であるとするならば!
あくまで仮説ですが、、、
体力的な部分であるとするならば、、、それは精神力で凌駕できる!
応援の力で選手を盛り上げることができるよなと思っていました。
対する、PFUブルーキャッツ石川かほくは、、、
チャンピオンシップまであと1つ順位をあげるだけ!というギリギリの順位!
だからこそ、いい意味で、捨て身で、全力全開で挑んでくる!
いや、挑める相手、、それが今節の大阪マーヴェラス戦。
なおかつ、もしここで勝利すれば、それは大金星であり、、、
一気にチームの雰囲気が上昇する!
残りのシーズンに向けても非常に大切な1戦となる。
1セット目から大阪マーヴェラスの攻撃は素晴らしかった。
特によかった部分は、圧倒的なサーブ力!
サーブが非常に良くて、相手のディフェンスが崩れる。
ディフェンスが崩れてしまったら、それがオフェンスに影響し、決定的な場面を逃してしまう。
そんな状況が連鎖し、、、
11点差をつけて、圧勝し、セットカウント1−0とした。
この時点で、誰もが、思ったであろう、、、
”今日の大阪マーヴェラス、いつも以上に調子がいいぞ!”ってね。
これが一つの落とし穴だったのかもしれない。
2セット目に入って、徹底的にマークに合ってしまう、#2 林選手。
すっきりと決めたい場面でも、ブロックに阻まれてしまうことが多かった。
大丈夫、うちには、ライトにオポジットがいる!
#5 リセが打ち込み、なんとか点数をもぎ取る!
誰かがマークされていれば、違う誰かが活躍する!
優勝するというのは、そういうことですもんね。
個人のスタッツも大切ですが、、、チームとして、勝ち切ることが大切ですから!
しかし、ここから反撃の狼煙を上げたのが、、、PFUの#12 上村選手!
毎回毎回、、とんでもない強烈なサーブを打ち込んでくる。
そこでディフェンスが崩れてしまい、、、ライトに構えている、#23 バルデス選手が会心の一撃を叩き込む!
ここで連続得点を取られてしまうという。
一旦点差が開いてしまうと、、、なかなかその状況を打開できず、、、
なんと、2セット目に続いて、3セット目も、PFUに取られてしまう。
これでセットカウントは、1−2でPFUが勝利を大きく手繰り寄せた。
次の第4セットで、PFUに取られてしまえば、その時点で、大阪マーヴェラスの負けは確定してしまいます。
すなわち、、この第4セットを取るということが勝利への絶対条件!
3セット目から4セット目の間!
大阪マーヴェラスのスタッフさんと話をしました。

どうします?
僕、限界突破してもいいですか?

もう行きましょう!
負けたくないので、お願いします!
責任は私が取ります!
覚悟は固まった。
ファンの皆さん、やってやりましょう!
もちろん、その瞬間から、椅子に座るということをやめました!
立ち上がり、会場を練り歩き、、、
ビーストとのコール!
もう、もはや、この時点で、BGMなんてものは、必要ない!
会場からコートに入る選手達に、とんでもない『大阪マーヴェラスコール』が贈られた。
一度、円陣を組んだ選手だったが、再び、コートで軽く円陣を組み、、、
確実にオーラが変わった。
そこからは、オフェンス陣が大奮起!
ブロード攻撃を中心に動きのあるプレー!
リベロの#10 西崎選手がディフェンスで奮起する中、、、
#6 田中選手と、#2 林選手がディフェンスでも力を発揮する!
そのディフェンスから上がったボールに、、、
#5 リセが打ち込むでは、表しきれないほど、叩き込むスパイクを連発する!
しかし、バレーのルール上、ローテーションがあるので、、、
次のディフェンスのローテが来る!
すなわち、この2セット目と3セット目を制した、上村選手とバルデス選手の高火力オフェンス!
ここを守り切らなければ、、、次へ繋がらない!
その想いは、、、前衛陣の壁をより一層高く!!
大阪マーヴェラスの壁は一層高く強くなった。
ディフェンスでも結果を出した、大阪マーヴェラス!
4セット目を見事に勝ち切った。
間違いなく、その立役者は会場にいたみなさんの応援だった。
もう点数を取られてても、まるで取ったんじゃない?って勘違いしてしまうような応援だった。
これが圧倒的ホーム感!
ファンの皆さんが作り出したエネルギーが、選手に伝播し、勝利を手繰り寄せた。
そして、いよいよファイナルセットへ!
4セット目の勢いはとどまることがなかった。
これまで完全にマークされていた、#2 林選手の復活劇!
相手の高火力の攻撃もしっかりとディフェンスし、それをオフェンスへ昇華させた!
8点でコートチェンジ!
この時点で、6点のリード!
圧倒的チャンスの大阪マーヴェラス!
しかしながら、このまま終わらないのが、バレーの魅力でもあり、スポーツの面白さでもあります。
これまで何度もこういう場面は見てきました。
スポーツには、流れというものがあります。
それは勝っている時は感じないことが多いんだが、、、
流れが悪い時というのは、、非常に悪魔的なんです。
1つのプレーからチャレンジを申請する場面があった、、、
もちろんその時点で、プレーは止まります。
しかし、チャレンジは失敗。
連続して、ライン判定のチャレンジをするも、再び、チャレンジは失敗。
そのあたりから、PFUの連続得点が目立つようになり、、、
点差は徐々になくなってくる。
そして、遂に点差は解け、、、逆転されてしまう展開になる。
しかし、諦めの悪い大阪マーヴェラス!
ここから再び、怒涛の攻撃がPFUを襲います。
ディフェンスも整い、、、そして、#2 林選手が強烈なスパイクを叩き込んで、、、
大阪マーヴェラス 14−14 PFUブルーキャッツ石川かほく
ファイナルセットで、同点!デュースとなった。
会場は両チームの応援の声に乗っ取られ、空気は熱気で包まれた。
アドバンテージは取りたかったが、、、
大阪マーヴェラス 14−15 PFUブルーキャッツ石川かほく
PFUがアドバンテージを取る!
この大応援だ!選手の気持ちも上がってる!
これまでもこういうシーンで必ず取り返してくれた!
しかも、PFUはバルデス一択!
なんとしても、まず1本取り切る!
長く続いたラリーだったが、、、最後は、バルデスのスパイクが決まりゲームセット!
最後の最後までもつれたゲームでしたが、、、
悔しい結果となってしまった、大阪マーヴェラス。
あの雰囲気の中、勝ちきれなかったのは、非常にメンタルダメージがでかい。。
対して、PFUブルーキャッツ石川かほくは、最高の勝ち方だった。
いや、正直、最後の最後まで迷いのないバレーだった。
POMインタビューのバルデス選手も、、、
みんなが信じて、ボールを回してくれたので、思いっきり自分のプレーを信じて、打ち込んだ結果だと話した。
ミドルブロッカーのクイックや、動きのあるブロード攻撃!
なぜ、このチームが現在、この順位につけているのかがわからないくらいいいチームだった。
もうこれは素晴らしい試合に褒めるしかない。
大阪マーヴェラス的には、、、本当に悔しい結果。
選手の体力やメンタルが気になるところ。
しかし、あれだ、、、、今シーズンはこの日合わせて7つの負けがある。
昨年は経験できなかった悔しさをレギュラーシーズンで、すでに何度も経験している。
そして、その負けからしっかりとリカバリーして、、次の試合に挑めている。
負けることを知って、、、また強くなる!
今年はレギュラーシーズンで、過去にない、成長を遂げている。
負けるのは本当に嫌だけど、、もしかしたら、必要な経験値だったかもしれない。
実際に選手と話したわけではないが、、僕たちはそう信じるしかない!
勝ち続けることが強いという証明ではない!
『ハイキュー』にもありましたよね?
「”負け”は弱さの証明ですか?君達がそこに這いつくばったままなら、それこそが弱さの証明です。」
そうなんですよ!
だからこそ、GAME2でやるべきことは固まった!
まさにそのメンタルを垣間見たGAME2だった。
昨日、徹底マークにあったリンは、ブロックごとぶち抜いた!
そして、ミズキはタフショットを決め切ったり、、、
巧みな技で点数を重ねていく!
さらに、相手のナイスサーブをお見事なレシーブで、オフェンスへ繋いだ!
PFUは引き続き、バルデス選手が強烈な一撃を連発する!
しかし、そこを前衛陣のブロック!!!
そして、仲間同士ぶつかろうが、、、とにかく必死にボールを上げる!
魂溢れるプレーの数々!!!
1セット目をしっかりと勝ち切った。
ここで、僕も声に出して、ファンの方々に届けた!
「大切な2セット目!皆さんの応援が必要になります!皆さん任せましたよ!」と。
もちろん、その言葉の意味を多く説明する必要もなく、、、
ファンの皆さんはその言葉にシンクロするように、大応援を選手に送ってくれた。
大阪マーヴェラスのバレーはディフェンスから!!!
とにかくどれだけ打ち込まれようが、、、ボールを上に上げること!
昨日のゲームで体力も使い切り、しかも、負けてメンタルまで削られている。
それでも必死でボールに喰らいついた。
昨日の試合前の円陣に比べれば、声も出てたし、、、長かった。
それくらい、選手が改めてコミュニケーションを取っていたのも感じていた。
それはコートの中でもしっかりと反映され、、、選手同士が会話をしっかりとしている。
リベロの#11 目黒選手もエナジーを見せる!
もはやポジションの垣根を超えて、全員がディフェンスから繋ぐバレーを展開する。
さらにセカンドユニットも準備は怠らず!!!
短いプレー時間の中で、自分の役割をしっかりと実践し、、、
チームをさらに加速させる!
相手のミスからのリターンもダイレクトで決める!
そして、ブロックでも大活躍を見せるリセ!
全てが歯車がガッチリと手をとって動き出す、、、そんなイメージだった。
そのまま、、2セット目も連取!
完全に流れは大阪マーヴェラスに傾いている!
しかし、このまま終わらない!
PFUもこの3セット目に、驚異的な粘りを見せる!
正直、ここ1セット取られたとしても、まだセットカウントは2−1でリードしている。
とはいえ、僕は感じていました、、、この3セット目取られたら、ゲームはファイナルセットまでもつれ込むと。
それほどに、PFUの攻撃力は、侮れない!
だからこそ、このセットで決め切る!
ストレートで勝ち切る!
その想いはきっと、言葉にはしていないが、声に乗っていたと思う。
ここでもリセがブロックが決まり、、、
とんでもない角度で落ちていくボールに会場からは歓声と拍手が!!!
いや、、、応援団の皆さん、それっすよ!
ほんまに惚れてまう!
その後も、ディフェンスのインテンシティは変わらず!
そう、、これが大阪マーヴェラスのバレーなんです。
とにかく、全員で必死に拾う!
そのボールは、、、
#12 東選手がゲームメイクしてくれます。
圧倒的な視野と、センス、、、アタッカーが気持ちよく打てる高さ。
さらには、昨日のゲームの経験値をプラスし、、、
本当に他の選手がイキイキとプレーできるパスを上げ続けた。
結果、3−0のストレートで勝利を掴んだ、大阪マーヴェラス!!!
昨日のリベンジですね。
この勝ちは、初代女王に向けて、非常に大きな価値になるなと思いました。
決して集中を切らさず!必死にボールに喰らい付き!勝機を逃さない!
当たり前のことですが、これを徹底的にやり抜いた!
アズは脳みそいっぱい使っただろうなぁ〜。
本当に他の選手のことを誰よりも考えて、プレーしています。
このゲームだけでなく、昨日のゲームも併せて、インタビューさせてもらいました。
「残りの6試合も、優勝するにも、みんなの応援が絶対に必要です」
そう言い切ってくれた。
そして、ファンの皆さんはその言葉に、心が震えたと思います。
みんなの応援は必ず選手に届きます。
そして、選手は必ず応えてくれます。
GAME1では悔しい結果になってしまいましたが、、、
だからこそ、必ず、強くなってくれると信じています。
リーグトップの31勝目!
みんなで勝ち取ってきた勝利の数々。
このメンバーで、最後の最後まで、笑顔でいられるように、、、
残る試合は、ビジターで、現在5位の埼玉上尾メディックス!
その後は、ホームで、現在2位のNECレッドロケッツ川崎!
そして、最終戦は、ビジターで、現在6位の東レアローズ滋賀!
強豪との戦いが続きますので、、、
皆様、ぜひとも、熱い応援をよろしくお願いします!
基本的に、次のホームゲームは僕、欠席となるので、レギュラーシーズンは僕はラスト!
CSも日程や対戦相手によって変更もあるでしょうから、、、
もしかしたら、、、次は、ファイナルの会場で皆様と会うことになるかも?
日程的に、僕もファイナルの現地には応援に行きたいと思っています。
だからさ、頼りになるファンの皆様へ、、、
必ず、ファイナルの舞台で、お会いできますように!!!
チャンピオンシップも応援の力で勝ち上がってきてくださいね!
どうぞ、よろしくお願いします!
絶対に、初代女王を掴み取りましょう!
皆様、引き続き、よろしくお願いします!
関西を中心に活動するマルチタレント
テレビやラジオだけでなく、Bリーグ・TリーグといったプロスポーツのアリーナMCとしても活動中
さらに看護師やフードアナリストなど多様な資格を持ち様々な角度から日々感じたことを綴るが、彼の妄想劇には要注意だ!
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