こんな大会どこにもない!
そんなMCになりたかった!
大阪エヴェッサMCのたつをです
大阪エヴェッサのMCを担当しています、たつをです。
この週末、大阪エヴェッサはアウェーで京都戦でした。
僕は京都に観戦に行くわけでもなく、、、『第2回 大阪エヴェッサ×藤井組 CUP』のMCをしていました。
第2回になって、ブロック予選の総当たり戦になりました。
ちなみに、前回の様子はこんな感じ。
思い返せば、前回なんて、想いだけで突っ走った感じでした。
ただ、第1回が終わって、藤井組の社長とお話をした時、、、
共通して感じたことは、、、高校生の熱量はすごい!ってことでした。
実はこの大会が開催されるまで、社長とお話しする機会があって、、、
その時お話ししたカケラが、、、「決して諦めて欲しくない!」って言葉でした。
そのために僕ができることもいろいろ考えました。
すると社長は、、、「たつをさんにまかせます!」と一任してくれました。
これは本当に嬉しかった。
はっきり言って、、、結論、、、
こんな大会、、、ふざけてる!って思われるかもしれないし、、、
なんで大会進行しているMCが中立な立ち位置じゃないねん!って言われてしまったらどうしようってなりました。
でも、、ね、、やっぱり負けてるチームが諦めて試合を投げる姿は見たくない!
あの子たちってさ、自分の限界を勝ち負けで決める時があるんです。
だからさ、、、もう追いつかないって思ったら、目標30点!っとかに決めたらいいんだと思っています。
勝ちを捨てたんじゃない!ただ、目標を下げただけ!
そこには勝敗よりも大切なことがあるんですよね。
それをこの大会で知って欲しかった、、感じて欲しかったんですよね。
だからさ、、僕、、流れが悪くなったり、試合を投げそうになったら、、、
マイクで檄をを飛ばしてました。
点数を決める選手だけをピックアップするんじゃなくて、、、
流れの柱になる選手を持ち上げる!
一番大切なコートで声を出せる選手を褒める!
でも正直、特段すごいことなんてしてないんです!
とにかく追い込まれた時、、、しんどい時に、、、、
一番最初に習った、基本的なことができるように持って行っただけです。
とにかく走ること!
とにかくコートの中で会話すること!
とにかく手をあげること!
僕がやったのはこの3つです。
でも嘘みたいに、これだけでプレーの質は変わるんです。
もちろん、全体的な進行はちゃんとやりました!
各チームのコーチにも毎回、ご挨拶させてもらいました。
審判やスタッフさんにも声かけしました。
ただそれだけじゃなくて、、、
空いてる時間があったら、、、
コートサイドで誰よりも声を出しました!
自分が人に言うてるんやから、自分もやらないとあかんでしょ?
実際に、マイク持って走り回りました!
「シュート外してクソって!言う暇あったらハンズアップって言え!」って選手に向かっていいました!
そしたら、その後、限界突破した彼はゴール下まで全力疾走して、、、
「ハンズアップハンズアップ!」って叫んで、、、ディフェンスを成功させました!
はっきり言って、、、こっちが感動するって!そんなん!!
それから選手たちの円陣に混ざってコミュニケーションを取りました!
ある高校生に「なんでMCの人が僕たちのためにそこまでしてくれるんですが?」って聞かれました!
「バスケは楽しいからや!たった1つの勝ち負けで嫌いになって欲しくないからや」って返しました。
僕は、本気で高校生と同じ目線で試合をしていました。
もしこれが公式戦だったとしたら、、本当にありえないことだと思っています。
それもこれも、藤井組さんがちゃんとこの大会の想いを僕に還元してくれたことの結果だと思っています。
高校生は本当にすごい!
ある意味、プロよりもすごいプレーをする時があるんです。
限界突破した瞬間、、本当に身震いします。
今日も15点ビハインドの展開から、2点差まで追い上げ、、、
そこからフォーメーションを組んで、フリーでボールを受け取りシュート!
外れたと思ったが、ファールのホイッスル!
2本のフリースロー、、、1本外してしまい、、、1点差で破れる!
こんな劇的な試合展開になったり、、、
こんなシーンもありました!
30点負けてて、心も体もボロボロにされて、、、
普通なら諦めるところを、残り1分全力でフラフラになりながら、ボールを追いかける姿。
負け濃厚の点差で、目標を30点に下げて、、、時間ギリギリでバスケットカウントをもぎ取り、、
目標の30点をクリアして、選手全員でガッツポーズする姿、、、
どれを取っても感動ばかりです。
勝ったチームばかりがすごいんじゃないんですよ!
負けたチームはクローズアップされていないだけで、いろんな物語があるんですよね。
だからこそ、、、面白いんです!
あっ、、そうそう、2日目はフリースロー大会がありました。
僕、バスケだけでもMCをもう10年以上やっていますが、、、
いろんなMCがいる中で、、盛り上げることに関しては自信があります!
声はよくないし、、、言うこと聞かないし、、、
じっとせずに歩き回るし、、決まったフォーマット大嫌いだし、、、
いろいろマイナス面は多いですが、、、
ただただ盛り上げてくれ!ってことに関しては、本当に得意です。
このフリースロー大会にしても、劇的に盛り上がりました。
学生は(僕のせいで…)ほんまに試合の時以上に緊張感があったと思う。
それでも会場が拍手で沸く瞬間を、、、緊張と緩和をつくれたと思う。
みなさん、アトラクションも含めて本当にお疲れ様でした。
レフリーやスタッフさん、本当にいろいろご協力ありがとうございました♪
そして、保護者の方々、コロナで自分の子供達の活躍が見れなかった大会ばっかりだったと思います。
緊急事態宣言も解除され、藤井組カップで子供たちの活躍を目にした今日、涙されてる方々もたくさんいてました。
保護者の方々からお礼をしてもらえるシーンもたくさんありました。
本当にどこにもない、、、本大会1回戦2回戦の敗者だけを集めた、、、
唯一無二な大会になったと思います。
さすがに1日目が終わってから、、、もう僕自身も限界突破した感じでした。
指示を出したりって、ただ言葉にしているだけじゃなくて、いろんなものを背負っています。
正直、精神的な負担を感じてるのも多かったんかな、、、ぐったりしました。
2日目終わってからは、、、観戦に来てくれていた方がくれた、栄養ドリンクに救われました。
本当にこの現場のMCは疲れ方が3割増しどころか、3倍増しって感じでした。
女子コート担当の池田さんと力を合わせて頑張りました!
両手上げたかったけど左手はここまでが限界でした。。。
左肩の限界突破したかったなぁ〜、、。
池田ん、、また来年ですね!
社長も言うてましたよ、、、。
これはもう毎年やらないといけない、、、僕の責任ですねって。
そのためにまた1年、、仕事頑張りますって。
勝敗で負けたチームにもまだ次がある!って思ってもらえるような、、、
そして、諦めない!限界を突破していける高校生が集まる大会にしていきたいと思っています。
僕ももっともっと体力つけないと!
また1年修行します!
本当に朝早くから夜遅くまで、、、お疲れ様でした。
関わったみなさん、本当にゆっくり休みましょうね。。
そんなことで、、、
今日の大会で1位通過・2位通過したチームは、、、
再来週の信州ブレイブウォリアーズ戦に登場します!
この日、、、再び、エヴェッサの前座試合として、藤井組カップが行われます。
スケジュール的には、こんな感じです。
当日、試合を観戦に来られる方は、一度、高校生の試合も見てただきたいなって思っています。
どんな試合になるか、結果とかも予想はつきませんが、きっと最後まで限界突破する姿が見られると思います。
ぜひとも大きな拍手を送っていただきたいなって思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。
ということで、、、わたくし、、寝ます。。。
限界です。。。
2日間、ありがとうございました。。
関西を中心に活動するマルチタレント
テレビやラジオだけでなく、Bリーグ・TリーグといったプロスポーツのアリーナMCとしても活動中
さらに看護師やフードアナリストなど多様な資格を持ち様々な角度から日々感じたことを綴るが、彼の妄想劇には要注意だ!
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