中学生から学ぶることなんてありすぎた。
人生って年齢とか経験じゃないよな。
大阪エヴェッサMCのたつをです。
コロナのこともあって、、、
開催できるか、できないか不明だったんですが、MCの依頼がありました。
そんなこともあって、細かいイベントの詳細は聞いてなかったんですよね。
しかしながら、、、3月に入って、開催することが決まって、、、
そのまま、オンラインミーティングを繰り返して、本番当日になりました。
場所は柏原オーエンスアリーナ!
もうめちゃくちゃ懐かしいです。
まだヴァンキーカップになる前、、たつをカップっていう大会をやっていた頃、、、
ほんまに初期の初期の大会でこの体育館を使わせてもらいました。
当時、体育館を1日予約を取る方法もわからなくて、、、
受付まで何回も足を運んで、予約を取ったんですよ。
予約が取れた時は嬉しかったなぁ〜。
それこそ、体育館を借りて、自分が参加チームを募って、大会を開催するってさ。
そんなことできるんだなってなったもんね。
その時もたくさんのスタッフさんに助けてもらいながら、、、
なんとか乗り越えたのを覚えています。
おそらく、どの大会よりも記憶に残ってるかもしれない。
またここでやりたいなって思ってしまうくらい、、、懐かしかったです。
そんなイベント当日、、、
体育館に入ったらすでに学生のみんながアップをしていて、、、
その姿を見たら、高校生かな?って思ってしまった。
いやいや、中学生でした!
まぁ大阪エヴェッサのMCも、早いもので10年もやらせてもらってるってこともあって、、
会場には知ってる顔がたくさんでした。
やっぱりバスケットボールという競技を通して、いろんな人が繋がっているんだなって。
なんだか素敵ですよね。
その後、MCをする時間よりも、3時間早く会場入りしたこともあって、、、
予選リーグの試合を観戦して、注目選手をチェックしていました。
この写真だけ見ると、なんかコーチみたいでしょ?
監督と話をしたり、、実際に選手の子に話を聞いたり、、、
もうね、この子達と話をしていると、コーチのライセンスを取りたくなる。
そのくらい、熱があるんですよね。
そして、ちょっとしたアドバイスでプレイが驚くほどに変わるんです。
そんな姿を見ていると、、ついつい、、、
拍手を送ったり、、、
必死になります。
やっぱりバスケってええもんですね♪
ってことで、いよいよMCの時間がやってきました。
1Qが8分、それを4Q制でやるみたい。
しかもランニングタイムじゃないという。
ほほぉーーーーぅ!
そのフルの試合を4試合やるらしい。。
ほほほほぉーーーぅ!!!
結構な長い時間やるってことね。
やってやろうじゃないか!って思って、用意された音響システムをチェックしたら、、、
ちょっと!!!
それ簡易アンプ、、、簡易すぎるくらい簡易のやつ!
これはキツイ、、、
音量がキツイっていうか、、全部、フル声量でいかんとあかんよな、、。
もつかな、、、喉。。
でも毎回思うんですよね、。、、機材が悪かったからとか言い訳したくないもんね。
どんな状況であっても全力でやる!
それが僕のモットーですから!
なんしかね、、僕がMCとして、やってきて、、、
卒業記念リーグ戦、、、
中学生最後の試合を飾ってあげたい。
そして、このチームで、この仲間でバスケをしてきてよかったと思ってもらいたい。
結果はどうであれ、、、最高のバスケタイムを過ごしてもらいたい。
そんな一心で頑張りました。
もちろん、僕という人がMCなわけですから、、
ただただ、進行をするだけのことはしたくない。
チームにどんな歴史があって、、なんならそのチーム同士のこれまでの戦歴も含めて、、
事前にヒヤリングしてましたから!
その辺も説明し、、、
そして、ちゃんと試合が拮抗するように、、、アドバイスもたくさん送りました。
実際に、応援する人の方が必死になるくらいなゲームになりました。
だってさ、応援したらさ、選手があり得ない動きをして、、、
これまで公式戦で一度も勝ったことなかったチームが、、逆転するねんから!!
前半なんて、ご両親もコートサイドでカメラを持って試合を見ていたんですが、、、
後半、試合が1点差のシーソーゲームになって、、、
カメラなんてコートに置いて、必死に応援していました。
どちらが勝ってもおかしくない展開、、、、
ほんとに残り23秒で3点差とか、、、もう3P決まったら同点になる。。
もはやそんなゲームでした。
結果、公式戦で勝ったことなかったチームが逆転勝利を納めました。
卒業記念リーグ、、最後の最後の試合で逆転勝利!
本当に心から頑張る姿、、、心から喜ぶ姿をみました。
ただ、勝つチームがいるってことは、、、負けるチームがあるってこと。
負けたのに、わざわざご挨拶に来てくれました。
そして、中学生の選手たちがもうポロポロ涙を流して、、、
「ありがとうございました!」ってさ。
そんなんおっちゃんまで泣いてまうって。
この子達、、ほんとに一生懸命バスケしてたんだろうな。
そして、この悔しさを持っている限り、もっと頑張れるし、きっと強くうまくなるんだろうな。
そんな風に感じました。
なんかさ、自分の人生で、こんなにポロポロ涙を流せる瞬間ってあったかな?
そんなことを思った。
男子ってさ、泣くのが恥ずかしいって思ったりする年頃ってあるんですよね。
大人になっても同じで、あんなに素直な涙を流せる瞬間ってなかなかないですよね。
そのくらい夢中になれることがあるってほんとに幸せなことだと思った。
もっともっと頑張らないとなって。
みんなどぉ?
夢中になれることってある?
熱中できることってちゃんとある?
もしあったらさ、涙流せるくらい頑張ってね!
そして、もしなかったら、見つけようよ!
なんやったら一緒にやりたいこと探そうよ!
大人やからって、なんも威張ることないよな。
夢中になれない大人じゃ嫌だなって思ったな。
中学生から学ばせてもらいました。
今年は、コロナのこともあるけどさ、、、ヴァンキーカップやろうと思う。
一応、9月19日に体育館も押さえてあるし。
その日はできる限り、開催したい。
その時は、たくさんのチームに参加してほしいし、、、
たくさんの人に手伝ってもらいたい。
集まってくれる全員で、夢中になって、感動できる試合をたくさんやってもらいたい。
コロナで2年以上、大きなイベントできてなかったし、、、
そんなことを想像したら、なんだかワクワクしてきました。
ものすごく、疲れたMCの仕事でしたけど、それ以上に収穫が多すぎて、、、
感謝が溢れてきています。
バスケットマンのみなさん、、9月、、、楽しみにしててね♪
関西を中心に活動するマルチタレント
テレビやラジオだけでなく、Bリーグ・TリーグといったプロスポーツのアリーナMCとしても活動中
さらに看護師やフードアナリストなど多様な資格を持ち様々な角度から日々感じたことを綴るが、彼の妄想劇には要注意だ!
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