結局のところ、台本を持つのをやめました。
ダブルMCってそういうことですよね?
アルバルク東京サポートMCのたつをです
この日の前日はおもっきりな雨でしたが、この日はいいお天気でした!
ちゃんと書いて残しておかないと、雨男みたいな変な噂が回るから!!
大阪エヴェッサのMCからアルバルク東京に移籍したのが、2022年の9月ですかね。
今読んでも懐かしい!
あの有名な方のタツヲ来ると思われてたもんね。
あの日、初めて代々木第二体育館に足を踏み入れて、、、
右も左もわからんまま、、、ご挨拶をさせてもらった。
1シーズンを終えて、再び、同じ会場に戻ってきた。
メインMCの南くんとも仲良くしてもろて、、
この日も、開場までの待ち時間、リハーサルなどが終えて、1時間ちょっと、、
彼はずっと台本をチェックして、本番を想定して、読み直しをずっとしていました。
さすが、、、超人!!!
その頃の僕は、、客席に座ってみて、どんな感じに見えるんだろう?とか、、、
この体育館の中のトイレってどこだろう?とか、、
ある程度、体育館ツアーも終わったら、選手にご挨拶したり、、、
もう本当に南くんとは正反対で、台本をどこに置いたか忘れるくらいの勢いで、あっちへこっちへ。
結局、本番もほとんど、台本を持つこともなく、、、このファンフェスタは終わった。
(南さま、おんぶに抱っこでありがとうございました)
進行は南くん、、チャチャ入れはたつをさん、、みたいな立ち位置が、、
1シーズン通して、しっかりとできた。
というより、本当に、性格もMCのスタイルも正反対な2人って感じ。
ただ、チームのために!とか、ファンの皆さんを大切に!って部分、、、
そういった芯の部分は一緒ってのがまたいい!!
アルバルク東京の最終順位は、、、
東地区2位、そして、レギュラーシーズンでは5位、最終順位はベスト4!
僕の過去からしたら、なんという素晴らしい成績なんだ!と思うような結果でした。
ただ、千葉と琉球のファイナルの試合を観ていて、、、
やっぱりあの場所で戦いたい!とフツフツと闘志が湧いてきました。
今回のファンフェスタでは、コロナによる諸々の対策も講じながら、、
少しでもファンの方々と交流を持つことができるっていうことが目標だったみたいで、、
実際にファン参加型イベントの際は、選手が客席に入って行って、連れてくるみたいなシーンもたくさんありました。
僕はね、こういうファン感謝祭みたいなイベントが1番大切だと思っていて、、、
もちろん、本業はバスケなわけなんですが、、、
ファンの方々と触れ合える、そして、ファンの方々ともう一つ絆を作れるんじゃないかなって思っています。
冒頭に社長から挨拶があったように「みなさんを接待する気持ちで!」って言葉。
まさにそれだと思っていて、、、
プロの選手だからこそ、もちろんいい意味で、こういう時にどれだけバカができるかって大切だと思っています。
バスケだけ一生懸命して結果を出していればいい!っていう時代はもう終わったんじゃないかなって勝手に思っています。
それくらいスポーツの世界も変わってきているし、、、
注目度も昔とは比べ物にならないほど、高くなってますからね!
そんなプロ意識みたいな部分が見え隠れすると、、やっぱりテンション上がりますよね♪
今回、ファンフェス前にいろんな発表があって、ファンの方々もざわざわしてたと思うんですよね。
でもこの日ばかりは、悲しいことは一旦置いといて、、楽しんでもらいたかったんです。
開場の10分前に『WEの部屋』が終わって、すぐに入場ゲートにご挨拶に行ったんですが、、
入場後、一直線に座席に向かっていく人たちの背中を見てて、、、
”あぁ〜そうか、みんなまずは席取りやもんなぁ〜、、ハリセン持ってないよな。どうせやったら思いっきり大きな音を出して選手を迎えてあげて欲しいなぁ〜”って思ったんです。
そう思ったら、僕はすぐ行動!!!
ハリセンを受付のところに取りに行って、客席に配布させてもらいました。
でもそのおかげで、みんな大きなハリセンの音になって、選手を迎えてくれた。
選手登場から、終始、、、本当にたくさん叩いてくれて、感謝です。
結局のところ、そういうちょっとしたことが繋がって、イベントって盛り上がっていくもんです。
その後のインタビューで楽しんでくれている選手の姿、、、
さらには、その後のアトラクションでも、動ける範囲で、楽しんでくれていました。
ちょっとだけその様子を書くとすると、、、
これが、2mを超えた選手たちの玉入れのやり方です。
子供たちからしたら、ものすごく高いんですけどね、、、
カークはダンクするようにポイポイ入れてました。
ちなみにジャンボルークを持ってきてるのは、、、相手チームの刺客です!!
こんな風にカゴを蓋するという作戦!!
シュートめ!!!
姑息な作戦を考えやがって、、と思ってたんですが、、、この写真の奥に映ってる、、
ほら、左の奥でこそこそしてる人がいるでしょ?
この人は、セバスですよ!
セバスが考えた作戦は、、、
紙袋に玉を集めて、、そのままカゴに入れるという、、、
そんな玉入れ、、見たことねぇーよ!!!
っていうか、こんなことをよくもすぐ思いついたな。
そして、よくこの袋を見つけたな。
お互い、こういったアンスポーツマンファール的なことがあったので、、、
ノーコンテストになりかけましたが、、、
白チームのキャプテン吉井くんが、「あっちもルークで蓋してきたから、GAME1の借り物競争で負けてるし、1勝1敗でいいやん!次の競技で決着つけようや!」と。
これが認められまして、、、最終のシュート対決に!
そして、最終、そのシュート対決で、ハーフラインショットを決めたのが、、
その吉井くんという、、、なんというドラマティックな結末!
これを計算してたとしたら、天才やん!!って思うような結末でした。
何はともあれ、、みんなが楽しんでくれてて本当によかった。
そして、アルバルクチアリーダーからのご挨拶もあった。
リーグNo.1のチアを目指して、頑張って、、本当に今シーズンのベストパフォーマンス賞をとってしまうんだもんな。
僕は誰よりも近くで見ていたので、その頑張りとか努力とか、、、
本当に嬉しかった。
直接、「おめでとう」って言えなかったけど、、、
本当にこの場を借りて、、おめでとう!
そして、どんな時も、応援の素晴らしさを届けてくれて、感謝しかありません。
さらに選手やスタッフの方々からのご挨拶、、、
本当に、1シーズン一緒に戦ってきた仲間の言葉はグッときました。
それぞれの想いを持って、自分の言葉でちゃんと伝えてくれた。
もちろん、言えることと言えないこともあるんだろうけど、、、
ファンの方々も一生懸命伝えようとしてくれていたし、
それに応えるように、、話せる範囲内で、プロとして伝えてくれた。
そう思うと、毎シーズン、同じ選手で戦うなんてことはほとんどないんだよな。
スポーツチームって。
それがプロの世界なんだなと。
だからこそ、応援する僕たちも、本気で応援するんですよね。
それはMCだって同じことです。
なんとなくオフシーズンになると、ざわざわしてしまいますが、、、
強い意味での『Next FAZE』にしていければいいなって思っています。
実際、来シーズンはどんなスローガンになるんだろうってね。
ここまでの歴史を作ってくれた選手を讃えて、、それくらい強くならないとなってね。
なにはともあれ、アルバルク東京というチームで1シーズン、サポートMCとして関わらせてもらって、本当に刺激のある時間になりました。
この年齢になってもまだまだ挑戦させてもらえる環境を頂けたこと。
そして、支えてくれる、ちゃんと見てくれているスタッフさんがたくさんいたこと。
さらに、一緒になって戦ってくれたファンの方々がいたこと。
関西弁が生理的に無理!って人もいたと思います。
「おまえなんやねん!」って何度も何度も思っていた人もたくさんいたと思います。
実際に、「アルバルクはね、あなたみたいな人がガヤガヤするようなチームじゃないんです!」って言われたこともありました。
振り返れば、いろんなこともありましたが、、、
そんなことも覚悟の上で、このチームに移籍してきて、一生懸命頑張りました!
シーズンが終わる頃には、たくさんのファンの方々が周りにいてくれて、、
そして、選手とチームと同じ気持ちで、同じ目標を掲げて戦ってる!
だからこそのホームゲーム8割を誇る勝率を築いてるわけだし、、、
そんなことを痛いほど感じて、一緒に戦えて本当によかった。
大阪でも1年目の時は、「おまえみたいなもん、なんの役にも立たへんねんから、床のケーブルを養生テープでひっかからんように貼っとけ!」って言われて、あっちこっちのケーブルを貼ってたわ♪
数年後、そのブースターの方とめちゃくちゃ仲良くなったけど。
そういう人たちのおかげで、チームで戦うっていう覚悟を教えてもらってた気がする。
そう考えるとさ、、、もっともっと覚悟を持ってアルバルクと接しないとダメだなって思ったし、、
今、シーズンが終わって、結果、、、悔しさ含めた、感謝って感じです。
ただのうるさい関西弁の人、、、そういう風に、パッと見えるかもしれませんが、、、
僕は僕なりに、チームとファンの皆さんを繋ぐ存在、、、
もっとちゃんと書くと、これまで長く応援してくれているファンの方々と、今、新しくファンになってくれた方々を繋げる存在をも目指しています。
チームが大きくなるってそういうことですからね♪
簡単なことではないけど、このチームの目指すところや、演出力を持ってすれば、全然できるって思っています。
まだまだ課題があって、本当に、楽しいです。
最後に、1シーズン通して、本当にお世話になりました。
今シーズン僕がこの場所に立たせてもらえてること、たった1席しかないこの役目をやらせてもらえることが、当たり前じゃないって毎回思っていました。
それは大阪でも思っていたし、、、
なんなら僕、子供の頃から空手をずっとしてたんですが、その頃から教えられていました。
今から競技であれ、人を殴る!蹴る!戦うんだぞ!だからこそ、リスペクトを忘れず、、
コートに入る時、出る時、、、そして相手に対して、、
礼に始まり礼に終わること!
そういう部分がずっと自分の中に刻まれています。
だからこそ、当たり前じゃないし、この場所まで運んでくれた人たちに感謝しないとだし、、
僕自身の実力なんて、実は、、全然なんですよね、、、。
だからこそ、僕のメッセージや想いを増幅させてくれるファンのみなさんに助けてもらっています。
ずるいでしょ?
いつも助けてくれてありがとうございます。
こうやって、ファンの方々が常々感じてしまう”距離”ってさ、、、誰かが埋められれば、、
選手にとって、チームにとって、とてつもない”巨利”になるんじゃないって思っています。
そのくらいアルバルク東京にとって、ファンのみなさんの応援は大切になっています。
来シーズンこそは、頂点目指して、、、
今シーズンの悔しさを背負って、また戦いましょう!
引き続き、アルバルク東京の応援をよろしくお願いします!
改めて、、今シーズン、ありがとうございました♪
僕にとっては、いろんなことを一旦0にして、違う環境で戦った1シーズンでした。
RE:ゼロから始めた新環境でした!
最後の最後に、どこかで見たことある感じになりましたが…
本当にありがとうでした!!!
関西を中心に活動するマルチタレント
テレビやラジオだけでなく、Bリーグ・TリーグといったプロスポーツのアリーナMCとしても活動中
さらに看護師やフードアナリストなど多様な資格を持ち様々な角度から日々感じたことを綴るが、彼の妄想劇には要注意だ!
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