![たつを](https://tatsuwo-blog.com/wp-content/uploads/2019/02/A6780132-68E4-4142-A501-FAC889497E30.jpeg)
翌日、声が出なくなるほどの応援でした
雰囲気のボーダーラインの奪い合いでしたよね?
アルバルク東京サポートMCのたつをです
昨日も会場で、「お兄さん大阪のMCさんですか?」って聞かれました。
これ、いろんな意味にも取れますけど、、改めて書いておきますが、、、
このアルバルク東京でMCをする前は、大阪エヴェッサでMCを10年していました。
Bリーグの前のbjリーグの頃から。
そして、昨シーズンの開幕のタイミングで、アルバルク東京にやってきました。
なので、アルバルク東京では、2年目。
バスケのMCとしては、12年目になるってことです。
そんなわけで、僕に取ってだけは、大阪エヴェッサは古巣対決になるってことです。
昨年は、、、
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僕の心の中にあったもモヤモヤがスーーーーっと晴れるような気分だったのを覚えています。
そんな古巣対決、、大阪は懐かしくて、東京に行った僕のことも応援してくれる、、、
そんなあたたかいチームなので、前回はなんかボォーーーっとしてしまう瞬間があったんですが、、、
そんな甘っちょろいこと言うてられません!
なんせ、2年目ってことで、気合も覚悟も違います。
例え、対戦相手が大阪であろうと、全力でぶつかるのみです!
舞台は、昨年とは違って、代々木第2体育館!
僕の経験値だけで話をすると、、、3000人くらいの箱は、、、
大阪ブースターにとっては、大大大得意な箱なんですよね。
それって理由が、さすがに5000人規模や、昨年の1万人規模だと、ブースト負けしちゃいますが、、、
3000人くらいの箱であれば、音響鳴らされようが、2900人くらいにブーストされようが、、、
そんな人数差は感じないくらいフルブーストを送って、まるでホームのような雰囲気にできるからです。
味方の時は、これが頼りになりましたが、、、
はっきり言って、敵となるとこんなに嫌なことはありません。。
誰がそう育てたのか?って聞かれたら、、、胸が痛くなりますが、、、。
なので、僕はそんなことも想定して、前日のLINEメンバーの定期配信をも休んで、、、
コンディションを調整しようと思ったわけです。
それほどに、大阪のブーストは怖いんです。
なんてったって、『必要なのは熱意だけ』ですから!
『B-league 2023-24season アルバルク東京 vs 大阪エヴェッサ』
前回の記事にも書きましたが、、、
これまで、大阪エヴェッサがアルバルク東京から勝ち星を掴んだのは、、、
1回だけ!
そうなんです、、、たった1度だけなんです。
とはいえ、これまで、何度も何度も、勝てそうな試合はあったんです。
ただ、最終、結果に繋がってこなかった。
だからこそ、アルバルク東京には絶対に負けたくない、、、
そんな気持ちで、フルスロットルで挑んでくることもわかっていました。
対する、アルバルク東京は、直接対決の勝率は勝っているものの、、、
超攻撃型のチームは、なかなかやりづらい。
というか、大阪エヴェッサはしっかりとセットディフェンスしてくる上、トランジションの早い攻撃を仕掛けてくるので、、、
攻守のバランスをしっかりと保っておかないと、やられてしまう!
ある意味、、、この1戦が、今後の後半戦を左右する試合になると思っていました。
それくらい大切な1戦でした。
結果的に、この2試合とも、本当にどちらに転んでもおかしくないほどのシーソーゲームだった。
前半はほぼ互角、、、
後半になって、アルバルク東京がアドバンテージを取るも、、、
大阪エヴェッサが意地でも喰らいつく、、、
そんなゲーム展開の2日間、、、
本当にバスケの面白さが詰まりまくった2日間だったと思う。
まずは大阪の#14 橋本選手、、、現在、3P成功確率がリーグNo.1ですね。
外からの成功率に加えて、突破力もある。
もうとにかく運動神経が抜群の点取屋!
まずこの橋本を押さえ込まないと話にならない!
そこで、東京は、#75 小酒部選手に仕事をしてもらう!
オサもタクヤに負けないくらいの、運動神経お化けなので、、、ここは注目だった。
そして、どちらの選手にも共通しているのが、、、
超負けず嫌い!
本当にここは面白いマッチップだった!
そして、ゲームの鍵となるもう一人の選手!
それが、大阪 #21 ロング選手!
Bリーグの得点王の経験もある選手で、とにかくインサイドが強い!
もう、とにかくインサイドが強いんです。
そして、このロングに仕事をさせなかったのが、、、東京の #77 グダイティス選手!
本当に本当に、グダの凄さがこのGAME1で明らかになったほどでした。
あのロングを完璧に抑え込むことができる選手って、いるんだと思うほど!
本当に2日間、体を張ってインサイドを守り切ってくれた。
影のMVPはグダだと思っています。
そして、大阪の開幕連勝の立役者となったのが、#32 カロイアロ選手!
技巧派というか、とにかくボールをバスケットにうまいこと沈めることができるタイプ!
どちらかというと、器用なプレイヤーですね!
Bリーグに新規参入なんですが、彼のオフェンスはなかなかの脅威!
このカロイアロ選手をしっかりとディフェンスして仕事をさせなかったのが、、、
#8 吉井選手!
本当にこの吉井くんは、アルバルク東京の象徴でもある、ディフェンスを、、、
チームのために体を張れるタイプ!
さらに、#11 サイズ選手が、マッチアップして、、、
このカロイアロ選手もカバーした。
とはいえ、これらの選手が単独で攻めてきた場合は、止めることができても、、、
ここが絡み合うとなかなか、手強いオフェンスになる。
そして、相変わらず、ゴール下のポジション争いが天才的!
#15 竹内選手!
元々、アルバルク東京の選手でしたが、大阪エヴェッサへ移籍。
この2試合、、、本当にポジション取りが素晴らしい。
味方のためにスペースを作ったり、積極的にリバウンドに絡んだり、、、。
そこにPG陣が絡み始める!
東京 #3 テーブス選手は、ミドルを含め、、、安定感のあるプレー!
#0 橋本選手に関しても、TOからトランジション攻撃を喰らった時も、、、
東京のPG陣は瞬時に判断し、速攻を守り切れていることが素晴らしかった。
そして、僕的な曲者、、、#31 木下選手!
この選手だけは、乗せると危険なんですよね。
唯一、大阪でも縦に走れるタイプのPGで、アウトサイドも得意!
身長もあるので、しっかりとディフェンスもしてくる。
思い返せば、本当にマンツーマンで意地とプライドを賭けた、、、
そんな戦いが繰り広げられていた気がする。
しかしながら、GAME1でいうと、ディフェンスで流れを作ったポゼッションを、、、
しっかりと点数という形で、結果を残した、#23 レオナルド選手でしたね。
この日のMVPとなった。
比較的、タフショットになることも多かったし、、、
P&Rから切り込んで、レイアップを決め切るシーンがたくさんあった。
そして、この激戦を歴史に刻んだのが、GAME2だったと思う。
GAME1同様に勝利をもぎ取らないといけない東京に対して、、、
大阪は、しっかりと修正、、いや、アジャストしてくると思っていた。
この日は、クールポコも来場!
男は黙って、、、、ですね。
クールポコ不敗伝説もあるので、、きっと大丈夫!!!
そして、このGAME2も前半はほぼ互角、、、
それどころか、3Qに入っても流れよく東京がリードするも、、、
しっかり返してくる大阪。
なかなか大きなリードが奪えなかった。
そこで、覚醒した男がいた!
#9 安藤選手!
それはそれは、強烈なインパクトだった!
3P4連続成功!
そうなんですよね、アルバルクにはこの男がいるんです。
本当に頼りになる。
そして、本当にかっこよかった!
この流れになると、ボールはシュートのところに集まってくる。
そんなプレッシャーも跳ね除けて、決め切るのが、彼だ!
美しすぎる放物線が、何度も何度も会場の歓声を呼び覚ました!
後日、大阪のファンの方々とお話しする機会があったんですが、、、
![](https://tatsuwo-blog.com/wp-content/uploads/2019/03/7DBC789F-BB42-4880-879F-F163B1F29A8E.png)
あの安藤って何?
男の俺でも推したくなるわ!
そうでしょうよ!
そうでしょうよ!!
豪快なダンクもかっこいいんですけどね、、、
美しすぎる放物線コレクションは、その背中にも魅力を感じるんです。。
この勢いは止まらず、、、
僕自身もちょうどこの少し前のプレーから、、、叩くならここだ!と思って、、、
会場の客席に行って、煽りまくりました。
その結果、4連発の3P、、、
しかし、なんということだ、ここからバスケットカウントを連発し、、、
追いついてくる大阪。
ほんまかいな!
しかも、たまらず、東京がタイムアウト、、、
僕はたまらなく嫌な予感がした。。。
そうなんですよ、大阪ブースターの大応援、、いや、鬼ブースト!!!
ここからコート内の選手だけでなく、、、
コート外のブースト合戦がいよいよ本格化することになる。
大阪のブーストは選手にしっかりと届き、、、
なんと残り1分を切った段階で、遂に、大阪が1点のリードを奪う!
きっと東京のファンの方々も思ったと思う!!!
無意識に、、、いや、本能的に、ここは応援しなくちゃホームの会場じゃなくなる!
もちろん、先に声を出したのは、大阪ブースター!
すぐに、1秒以内に、東京ファンの「Let’s Go TOKYO」の声が飛び交う!
もう会場の音響なんて、必要なくなった。
演出チームも、もはや演出は、機械的なものじゃない!
この会場、、、リアルにある声だけだった。
今度は、その応援に応えるように、レオ様がインサイドに切り込む!
すぐさま、大阪ディフェンスはゴール下に!!!
しかし、、、
レオ様のシュートは、バスケットに沈む!
あの局面であるにも関わらず、、、迷いは1mmも感じなかった。
これが23番を背負うことの意味なんだろうか?
P&Rのタイミングから、「オレガキメル!」って文字が見えるほどだった。
1点のリードを奪う、アルバルク東京、、、
この後も、タイムアウトの際、ボールデットの際、、、
全ては、ブースター同士の応援合戦になる。
明日、声がでなくなってもいい!!
とにかく、俺たちの力で、選手にエネルギーを送るんだ!
絶対に勝つ!!!
そんな想いが詰まりまくっていた。
残り10秒から、、、タクヤがインサイドにドライブ!
東京のチームファールは4つ!
ファールをしてしまったら、タクヤに2ショットが与えられる。
圧倒的に大阪が有利の状態!!
サイズが、タクヤの右側を守ると同時に、、、
天才的な嗅覚で、タクヤの進路を読み、、、真正面で手を挙げたのは、
#10 ザック選手だった!
やはりこういう場面でのザックの判断力は神がかっている。
本来、サイドで待つ、シューターの#20 合田選手のマークマンのはずだが、、、
なぜかこの位置にいるんです。。。
ザックって人は!!
そして、このボールはノーファールで、アウトオブバウンズ!
どっちボールになるか、ビデオ判定に入る場面、、、
またしても、応援合戦となった。
普段のアルバルクファンなら、、、この場面で、応援がすぐに出てこない。
しかし、大阪は何の迷いもなく、「大阪エヴェッサ〜」とコールを始める。
正直、ビデオ判定が何分間続くかもわからない!
普通なら状況を見て、良きタイミングで応援を始めたら?って、、、
長く続いたら途中ダレるやん?って考えるんですよ。
でも大阪ブースターは関係なし!!!
何度も言いますが、、、必要なのは、熱意だけですからね!!!
しかしながら、ここで今年のアルバルク東京の進化を見ましたね!
大阪にこのまま好き勝手やらせねぇよ!とばかりに、、、
同じタイミングで、「Let’s Go TOKYO」のコールがスタート!
しかも、結果的に、、この判定は、5分以上、、、
実際に時間を測ったわけではないが、約10分くらい続いた。
東京はホームゲームってこともあり、人数では圧倒しているだけにコールだけは負けられない!
大阪も少数精鋭ではあるものの、アルバルクを倒すことに賭けては千載一遇のチャンス!
このチャンスを逃すようなブースターはいない!
まさに、声の空中戦!
ブースト合戦が行われた。
絶対に負けられない戦いが、まるで、空中にある、勝利への境界線を声で動かすような、、、
意地とプライドをかけた戦い!!
後日談、、、アルバルカーズの方々にお話を聞いたところ、、、
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あそこでもし、すぐ声を出さなかったら、、、
完全に大阪に雰囲気をあげることになるでしょ?
そうはさせませんよ!ホームなんですから!
本当にかっこよかった!
結果、アウトオブバウンズの判定は、アルバルク東京ボール!
その後、ファールゲームとなり、、、
結果、アルバルク東京の勝利となった。
いろんな意味で、強敵だった。
ただ、この接戦を勝利で終われたことは、アルバルク東京にとっては、非常に大きい。
この後、ブースター同士のエール交換が行われた。
不思議なことにあれだけ試合中に大きな声を出して、、
しかも試合が終了している。
この状況にも関わらず、どちらのチームも、あの場面よりも大きな声で相手チームのコールを叫んだエール交換となった。
なんか、僕、、めちゃくちゃ感動してしまってました。
やっぱりこれがバスケットのおもしろさであり、魅力なんだと痛感しました。
選手との距離が近いからこそ、その応援ってダイレクトに選手に届くんですよね。
そして、選手と一緒に勝利を勝ち取ることができる!
もちろん、試合をするのは選手なんですけどね、、、
この空気を作るのは、間違いなく、会場にいるブースターなんですよね。
アルバルカーズの皆さんも口を揃えて、、、「大阪ブースターさんの応援はすごかった」と話しておられ、、、
大阪ブースターさんも、「やっぱりアルバルカーズの底力はすごかった」と話していました。
こんなこと文字にしなくても、あの場所で交わしたエール交換に想いは詰まっていましたけどね。
シーズンを戦うことって、本当に大変だなって思ったし、、、
それと同時に、ファンのみんなも一緒にステップアップしているんですよね。
現在リーグを通して、1位のアルバルク東京!
ここから、各地区の1位のチーム並びに、上位チームとの連戦になる。
優勝するために必要になるのは、選手の力だけでなく、応援の力が絶対に必要となる。
それを、このタイミングで大阪エヴェッサと戦うことで、、、
この応援の力を実感したと思う。
間違いなく、このシーズンを戦う上で、大切な部分を積み重ねる戦いになった。
アルバルカーズの皆さん、、、
今年のスローガン忘れてませんか?
『ONE FOCUS』
この1勝は本当に大きな1勝になりましたし、、、
まさに、選手だけでなく、ファンの皆さん1人1人がフォーカスしなくちゃいけないフェーズに入ってきましたよね!
残りの試合、、、ホームもビジターも、みんなの応援ではなく、あなたの応援が必要です。
一生懸命応援して、チームで勝ち続けましょう!
僕が言うことでもないですが、たくさんの応援で一緒に戦ってくれてありがとうございました♪
2年目にして、やっぱり大阪からもたくさんのブースターが駆けつけてくれました。
さらには、アルバルク東京のホームゲームでも試合以外の時間を楽しんでくれる人も増えました。
僕はMCとして、一方的に「応援してください!」って言いたくないんですよね。
応援したい!って思ってもらいたい。
だからこそ、試合以外の時間が非常に大切になると思っています。
もっともっと試合以外の時間に、会場に居てくれる皆さんとコミュニケーションを取りたいんですよね。
なかなかこんな風に考えているMCって少ないと思うんですが、、、
次のホームゲームは、昨シーズンの王者、琉球ゴールデンキングス!
昨シーズンの王者であり、現在、西地区の1位のチーム!
強敵であることは間違いないし、また負けられない戦いが続きます。
なんとしても勝利のために、会場で選手にパワーを送ってもらいたい。
![](https://images.microcms-assets.io/assets/01173ad8f454476eb2b38369ad3f1885/89c670d0278f46b6ad171963fe83f3b1/fb_ogp.jpg)
もしお時間がありましたら、少し、早い時間に会場に来てほしいし、、、
会場の中で、グッズを集めたり、ファンの方々と話して士気を高めてほしい。
そして、みんなの応援を1つにして、勝利を掴み取りましょう!
どうぞ、よろしくお願いします!
なんにしても、声出しすぎて、ガラガラなってるので、、、
僕も一生懸命、週末に向けて、喉を回復させますので、、
アルバルカーズの皆様も、万全の状態で、お越しいただきますように!!!
本当に熱い熱い応援をありがとうございました!!!
関西を中心に活動するマルチタレント
テレビやラジオだけでなく、Bリーグ・TリーグといったプロスポーツのアリーナMCとしても活動中
さらに看護師やフードアナリストなど多様な資格を持ち様々な角度から日々感じたことを綴るが、彼の妄想劇には要注意だ!
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