声がなくなるまで応援した!
みんなで掴んだ勝利は最高だったな。
アルバルク東京MCのたつをです
先日の天皇杯、、、
出だしからエナジー溢れるバスケを展開してくれたアルバルク東京、、、
レギュラーシーズンで、連敗が続いていただけに、この勝利は一つの光だった。
スケジュール的には、天皇杯をすることで、リカバリーをする時間がないとはいえ、、、
勝ちに飢えた選手達には大切な勝利だったと思う。
そんな天皇杯のいいイメージをそのままレギュラーシーズンに!
代々木第二体育館には、連日、3000人近い人が訪れ、、、満席となった。
勝ちに飢えているのは、選手だけじゃない。
僕たちスタッフ陣も、ブースターであるアルバルカーズのみんなも同じだろう。
とにかくまず1つ、、レギュラーシーズンの連敗を止めなければ!
天皇杯で魅せたあのエナジーがあれば大丈夫!
そんな想いがみんなから溢れていた。
ご挨拶に出た外は寒かったけど、、、
そんな中、みなさん、並んで待ってくれていたわけですから!
本当にありがたいです。
一瞬の寒さなんて、なんのその!!!
僕は燃えてますしね。
代々木第二では、アルバルクフラッグはルークが担当。
ルークはほんとに大忙し。
しかも今節は『WE RED DAY』ということで、会場を真っ赤に染めよう!
まさにチーム一丸となるにはうってつけの日ってことです。
『B-league 2024-25season アルバルク東京 vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ』
選手のみんなもセレモニーウェアーで登場し、、、
もちろん、試合中のユニフォームも赤色!
とにかく会場は真っ赤に染まりました。
あとは、選手達が勝利への熱量を燃やし続け、戦うだけ!
そして、本日の相手は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ!
同じ中地区の相手ってことで、負けられないの重さが違います。
ここ数試合で言うと、アルバルク東京が苦戦したチームと戦って勝利していることが多い。
とはいえ、#32 ルーク・メイ選手がインジュアリーリストに登録され、、、
#15 アイザック・バッツ選手が短期契約。
チームの中でこれだけ動きがあったにも関わらず、、、
GAME1では底力を魅せたのは、名古屋ダイヤモンドドルフィンズだった。
やはり司令塔の大切さを物語る、#2 齊藤選手の素晴らしさ。
視野の広さと決定力が最大の武器。
周りの選手を活かしまくってきます。
そして、今年加入した、#30 今村選手。
まぁ、、、うまいですよね。
フィジカルも強くて、外も内も決められる。
まさにオールラウンダー!
ここに、#43 エサトン選手が加わるわけだから、強いんですよね。
エサトン選手って本当に献身的なバスケをするので、素敵ですよね。
そんなGAME1では、アルバルク東京はエナジーに欠けているように見えた。
こんな日はとにかくうまくいかないもんだな。
スタッツ的にもとんでもない結果になってしまった。
試合終了後、選手やコーチがロッカールームに戻る時、、、
その背中が見えなくなるまで、会場のアルバルカーズからは、「Ler’s go TOKYO」のコールが巻き起こった。
何度も、、何度も、、、”チームよ奮起せよ!私達がついてるぜ!” といわんばかりのコールだった。
それに対しても、アドHCはSNSにてこんなコメントを残していた。
「素晴らしい仕事だからこそ、ファンへの責任を忘れない」
記者会見で語られたアドHCの想いと責任感。
明日、前を向き再び戦いの舞台へ。#アルバルク東京 #WE #ONERISE #Bリーグhttps://t.co/A4a6RE1O6I pic.twitter.com/QLvVcMlb54— アルバルク東京【ALVARKTOKYO】 (@ALVARK_TOKYO) January 11, 2025
この言葉にはさすがに胸を刺されるような気分だった。
そして、GAME2がやってきた。
なんとしても、連敗を止めないと。
そして、この悪い流れを断ち切らないと。
ここでみんなとできることはなんだろうか?とたくさん考えた。
いつもと同じじゃダメなことくらいわかってるけど、、、
自分のパートで変化を付けられる部分をひたすら台本と睨めっこして考えました。
その答えって、、、そうだな、成功したとしても怒られるくらい。
負けてしまったら、大反省会。
この選択肢、、、チャレンジしてみるべきものなのか、、それとも守るべきなのか。。
まぁとにかくめちゃくちゃに考えました。
とりあえず、まずは会場の一体感ですよね。
このRED DAYは赤のミニペンライトを配布したので、点灯式を行い。
会場を真っ赤に染めた。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズのドルファミのみなさんも同じチームカラーってことで、、
一緒に真っ赤に染めてくれた。
名古屋ダイヤモンドドルフィンズのブースターさんも、、いいブースターさんが多いですよね。
まぁなんていうか、、、
スポーツって勝敗がつくものですから、、どうしても熱くなってしまう場面はあると思います。
「なにやってんねん、コノヤロー!」って思う時もあるやろうけど、、そんな時こそ、コールに転換できたらいいですよね。
まさにルークが発言している通り!
ほんとにリスペクトって大切!
とはいえ、、「応援してやってんだから!」とか思う天然記念物みたいな人が、、、まだこの世にいるみたいなので、、、
なんともご理解いただけないところもあるだろうけども。
そして、応援練習のところは、音響さんを信じた!
なんの打ち合わせもせずに、僕が思っていることを読み取ってくれたら、、、
きっと反応してくれると信じて!
みんなの声をブーストしクローズアップしたかったんですけど、、、
それを見事にシンクロしてくれた。
ありがとう、音響さん!
そのテンションのまま試合へ突入した。
昨日とは打って変わっていい流れを作り出す、アルバルク東京!
これはいい流れだ!
狙う目は1つ目のタイムアウト!
実はこの日のリハーサルからチアのみんながやたら気合いが入ってた。
いつも入ってるそれ以上のエネルギーを感じた。
少し話を聞いたら、、、「私達にもできることがもっとあるんじゃないか?って昨日、最後のコールで気付かされたんです」と。
アドHCと同じような気持ちってことですよね。
大丈夫だ!
チームは1つになっている。
一発目のタイムアウトにPSY!
長年この仕事をやってるとタイムアウトを取るタイミングって分かるんですよね。
「次のシュート決めたら、タイムアウト取るよ!そしたら思いっきり暴れてきて!」
そして、シュートの3Pが決まり、タイムアウト!
そこでチアを、これ以上ないくらい大きな声を出して、コートへ送り出した!
チアはしっかりとコートで結果を残してくれた!
さすがだな。
一気にギアが上がったアルバルク東京!
今節、コートに戻ってきた #3 テーブス選手がしっかりと組み立てる。
コートの中が安定しますよね。
さすがって感じです。
そして、この男のショータイムが幕を開ける!
昨日、結果が残せなかった #9 安藤選手。
試合後、#13 菊池選手といろんな話をして、吹っ切れたみたい。
前半で流れを持ってきたい!
アルバルク東京へ流れを引き寄せたい!
名古屋ダイヤモンドドルフィンズが猛追してくる中、引き離したい!
そんな時に決める男なんです。
シュートモーションも早く、正確なショットをバスケットに突き刺した!
この時、僕も思った、もうやるしかないなと。
1Qと2Qの間、ドラムCAMの演出が行われた。
台本には、試合のリスタートまでメインMCのコメントもない。
それならば!と、そのまま演出マイクを使って、「Let’s go TOKYO」のコールを入れた。
間髪入れずに、一瞬の拍手の隙も与えないくらいのスピード感で、会場にいるファンのみなさんへバトンを繋いだ!
するとしっかりと応えてくれた!
ここから、アルバルカーズの応援の限界突破がスタートしていく。
とはいえ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズも反撃モード!
#45 チータム選手がインサイドをかなりの高確率で沈めてくる。
おまけに今村選手がTOからランを見せる。
ミスから失点に繋がるプレーがあるも会場からはため息も出ず、、、
ひたすらにディフェンスコール!
いいディフェンスの後には、オフェンスコールが鳴り響いた。
そして、ハーフタイムも台本と睨めっこして、後半再開までの時間、、、
映像でのCMも終わったタイミングで、、、
コートサイドギリギリまで飛び出て、、、
次は、ここから流れをもう一つ上げていく!という意味を込めて、、、
「TOKYO GO!」と連呼!
もちろん生声で、ファンのみなさんへ託した。
信じて声を出してくれるアルバルカーズの方々には本当に頭が上がりません。
絶対に勝つ!絶対に勝ち切るんだ!と思いを込めてのコール。
正直、みんなもびっくりしたと思う。
僕、あんまりあのタイミングであんなことしないので。
その応援に応えるように、、、
インサイドで存在感を出しまくる #77 グダイティス選手。
昨日に引き続き、ブロックショットも連発!
そして、ゲームメイクはもちろんのこと、、、
この日は、スティールだけでなく、オフェンスリバウンドで躍動!
このオフェンスリバウンドをとってくれるという安心感だけでシューターは気持ち良く打てるらしい。
そして、テーブスと交代するのは、#1 岡本選手!
とにかく豊富な運動量と、日々のとんでもない努力。
エナジーを注ぎ込むために、彼はコートに立った。
その言葉通り、ルーズボールに飛び込んだり、、、
オフェンスファールを誘ったり、、、
腕立て伏せしたり、、、
とにかくエナジーを注ぎまくった。
会場はぶち上がった!
そして、その声援に応えるべく、、、
シュート君が爆発しはじめる!
アウトサイドが決まり始めると、マークは広がる!
マークが広がれば、シュート君はインサイドの決定率も高い!
化ける瞬間だ!
今年のアルバルク東京の進化はこの男が握っている!
それが安藤周人だ!
ベンチスタートから試合の流れを読み、今必要なことを判断し、、、
そして、自分の活躍も期待される。
シュート君が今、まさに覚醒しようとしている。
それは、間違いなく、このチームメンバーのおかげ。
悩み苦しんだからこそ、仲間と喜べる瞬間。
極め付けは #75 小酒部選手。
今シーズンはスターターで出場し、とんでもない数字を叩き出している。
天皇杯の時も名PGに仕事をさせないくらいのディフェンス!
あれだけのディフェンスを見せているにも関わらず、オフェンスの足が残っている。
本当に身体能力お化けみたいな人です。
この日もただただ、安定感を見せつけた。
完全にいい流れだ。
会場の応援は、すでに限界突破している。
これほどの応援は過去、あまり感じなかったほど。
5連敗して、今、一番欲しいもの、欲しているもの、、それは勝利なんです。
「強くなりたければ喰らえ!」
いい言葉だよな。
どんな経験であろうと、どんな状況だろうと、受け入れて、自分の力に変えていく!
まさに今のアルバルクに大切なことかもしれない。
今日も勝つだろう…みたいな気持ちで戦って、勝ち続けられるようなBリーグではもはやない。
勝利に飢えて、欲し続けないといけない!
それが今のBリーグだということ。
それはどのチームも同じこと。
もしかしたら、ディフェンスだけみたら、世界的に見ても、かなり上位なリーグなんじゃないか?
イージーで打てる瞬間なんて、ほんとになかなかないですからね。
どんな状況であっても、決め切る!
そうですよね、やっぱり欲し続けないといけませんね。
良くも悪くもあの頃のアルバルクではない!
それと同時に、良くも悪くも、あの頃と同じリーグではない!
変化と進化を繰り返し続けないといけないんだと思う。
昨日のコメントがあったので、今日のインタビューは熱が詰まってましたね。
ファンの皆さんへの感謝を含め、エナジーを持って戦えたことを讃えていた。
間違いなく、アドさんを震わせたのも、ファンのみんなだと思う。
そして、ON FIRE賞見せびらかし男は、、、
本日のヒーローに選ばれた。
「ただいま!」その言葉に心がただ震えました。
コートの上で、プレーできること、、、
そして、ファンの皆さんの応援に力をもらっていることを自分の言葉で伝えてくれた。
そして、アドさんからON FIRE賞のボードを渡されたエナジーボーイも、、、
ヒーローとして選ばれた。
「自分の役割はエナジーを与えること。苦しい連敗でエナジーとエフォートが足りていない中、それを今自分が出来なければこのチームにいる意味がない、どうにかしてコートで示してこようと思っていた」
エイチはさ、、、この表情がいいんですよ!
この表情じゃなきゃダメなんですよね。
チームにエナジーを注いでくれてありがとう!
そして、もう一人は間違いなく、シュート君でしょ。
大切な家族も増えて、苦しい中、本当に戦っている。
でもここを超えて、彼は覚醒すると思っている。
僕はただただ、彼のことをずっと期待している。
本当に見事な勝利だった。
正直、GAME1はエナジーが感じられず、、、立ってもいられなかった。。
それがGAME2でここまで立て直してくれたこと。
客席からの応援コールがとにかく素晴らしかった。
選手とファン、チームが一丸となって戦えれば、勝利へ繋がる!
そんなことをしっかりと証明した、1日だった。
もう最後の挨拶の時には、声が1mmも残ってなかった。。。
面目ない。
GAME2だからいいかって思ったけど、収録とかもあるわけだしね。。。
ちょっとはうまいことやらないと、、、。
でも、その辺をうまいことできないから、たつをなんだよな。
実は今日のGAME2だけでもイレギュラーなこといっぱいやってます。
まぁ怒られても仕方がない。。。
これが13年間、ライブに生きてきた生き様ですから。
本当にチームを勝たせてくれた皆様には感謝しかありません。
あんな応援できるんだ!って思ってしまった。
ちょっとみんなのこと見くびってました。
アルバルカーズも次のステージに行こうとしていますよね!!!
ONE RISEですね。
優勝するには、ファンの応援は絶対に必要になりますからね!!!
僕たちも次のステージへ恐れずに行きましょう!
そして、欲し続けましょうね!!
勝利に飢え続けましょう。
次のホームゲームは、2月最初の琉球戦です。
オールスターをはさみ、ビジターゲームの後ですね。
昨年の悔しい想い、、、忘れたわけではあるまいな?
地区は違えど、勝率で行くと、上位チームとの戦いですからね。
勝ちましょうよ!
この代々木第二体育館で魅せた、あの応援がリセットさせていませんように。
そんなことをただただ祈っています。
大ブーストを送りまくって、勝利を掴み取りましょう!
リベンジマッチ!
皆様、今節は本当にありがとうございました。
次のホームゲームもどうぞ、よろしくお願いします!
ありがとうございました。
関西を中心に活動するマルチタレント
テレビやラジオだけでなく、Bリーグ・TリーグといったプロスポーツのアリーナMCとしても活動中
さらに看護師やフードアナリストなど多様な資格を持ち様々な角度から日々感じたことを綴るが、彼の妄想劇には要注意だ!
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